お気に入りのお財布は
いい感じにこなれてきて
皮がしなやわらかくなってきて
つかいごこちがよくなってからが いいんです。
とばかりに、少々くたびれてきても
大好きで使っていたある日のこと
夫がいいました。
「これで新しい財布を買いなさい」と・・・
お札を差し出してきたのです。
正直 なんで???という気持ちでいっぱいだったので
娘にきいてみたところ
「だってぼろぼろじゃん」とのお言葉が・・・
そうかなあ~それなりにいいかんじなんだけどなあ・・・
価値観のちがいでしょうか~~
それからが大変です
同じようなお財布を探しましたがみつかりません
随分あちこち、まわったのですが、
どのお店をのぞいても、私の気に入るようなものはなくて
結局皮のお財布はやめました。
布袋にカードやお札を 小さながま口に小銭をいれています。
そうして捨てられない あのお財布を 時々眺めているのです。