2005年11月25日23時30分。あるテレビ番組が、終わりの始まりを迎えました。
『真剣10代しゃべり場』
NHK教育(現・Eテレ)で2000年から続いた人気番組。「台本なし、司会者なし、結論なし」をコンセプトに、10代のメンバーと、元10代のゲストを交えてディベートをしていくという内容で、毎回それぞれのメンバーが提案するテーマは、様々な意味で注目を集めていました。
当時、専門学校に通っていた私は、先生の勧めもありオーディションに応募。全国から応募者が集まる中、ありがたいことに私は、最後のメンバーとして選ばれました。
週に一度のレギュラー番組。全国のお茶の間……という言い回しも古めかしいですが、とにかく私は、テレビ画面に自らの姿と声をお見せしていました。
「普通ってなんですか?」というテーマを投げ、赤松健先生の名作『魔法先生ネギま!』の長谷川千雨のパネルを用意し(てもらい)、トレーナー姿で熱く語る私に対して、ゲストの岡田斗司夫さんは「普通はないよ、普遍しかない」と丁寧に諭してくださいました。当時はわかりませんでしたが、今思えば良い思い出だなと思います。その後、私の発言などをきっかけに「オタク・イズ・デッド」と言い始めたそうですが、それは知ったところではありません。
閑話休題。
「ギャランティを頂いてメディアに出るお仕事をした」ということで、私の中ではこの番組出演を、芸能活動のスタートとしています(諸説あり)。
紆余曲折ありながらも、20年を過ぎた今でも活動できているのは、単に私が諦めの悪い人間だというだけではなく、様々な方に支えていただいているから。本当にありがとうございます。
好かれたり、嫌われたり、感謝されたり、失礼なことをしたり、褒められたり、貶されたり。いろいろとありました。
もう会えない人もいますし、顔を合わせることも許されない人もいます。後悔をしたところで、取り返しはつきません。
せめて出来ることは、また同じことを繰り返さないようにと、一つ一つ学びを重ね、実践していくことだけです。
それでも、なおお付き合い頂いている皆様には、感謝してもしきれません。
特に今年はイベントなどもありませんが、いずれは記念に何か出来るようにしていけたらと思っておりますので、これからもどうぞ、よろしくお願い致します。
世の中いろいろ大変ですが、お互い、ほどほどにいきましょう!


