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くさもんのブログ

うわさのブログというものをちょっとさわってみました。

日々のことを徒然なるままに。

前回の続き。

チュー太郎邸にサウンドクルーさんと自分が泊りがけでお邪魔したオーディオオフ会は、「音の滲み」と「低音対策」の2点に的を絞って行われた。


まず、音の滲みだが、自分はこの3週間ほど前にも一度お邪魔しており、春に伺ったときに比べて大幅な改善をされていることに驚いていた。
春以降、もう執念ともいえるレベルでスピーカーの位置を微調整されたらしい。
ただ、ご本人的にはあと一歩が足りない、そんなご様子だった。

低音についても、どうしても元のご自宅で鳴らされていたときのイメージがあるのだろう、今の低音は不足がちに感じられるようだった
(自分からしてみれば贅沢な話だが笑)。

そんな2点について、サウンドクルーさんが行われた対策は以下の通り。
ざっくり言うと、①が低音対策、②から⑤が音の滲み対策ね。


スピーカーはお手製の鉄のお弁当箱の上に載っているが、スピーカーとお弁当箱との間はインシュレーター代わりにベーゴマが挟まれていた。
それを撤去し、スピーカーの底面とお弁当箱の上面が密着する形に。





トゥイーターとスコーカーの周りに貼ってあるフェルトを外し、金属のフレームを露出させる。




SPの前の床にじゅうたんを敷く。



リスナーの左右の壁にタペストリーを飾る。



スピーカーに仰角をつけて、水平ではなく僅かに上を向かせる。
仰角は、お弁当箱とその下の御影石台の間にコインを挟む形で調整。


やっていることは単純で、特殊な技術や工具や材料が必要なわけでもないし、お金もかからない。
例外的に、③はじゅうたんを即座(!)に近所の専門店に買いに行ったので(家具なので最終決定の際にはいったん帰宅し奥様を連れてきた笑)、それなりのお金がかかってはいるが、フローリングの床にじゅうたんを敷くなんてのはオーディオのルームチューニングではよくある手法だし、もちろんじゅうたん自体も珍しいものではない。


つまり「何をしたか」より「どうしてこういう対策を取ろうと考えたか」が重要であり、サウンドクルーさんはそれを一つひとつ丁寧に説明してくださった。
そうした仮説のもと取られた対策は、ほとんど全てがその仮説の通りの効果を発揮し、音が激変した。
地味に驚いたのが「左右の壁に掛けるタペストリーはこのくらいの面積がいいよ」と掛ける前に仰ったことで、サウンドクルーさんがいないときにチュー太郎さんと自分が面積を増減させてみたが、本当にサウンドクルーさんの言われたとおりの面積が一番好ましかった。マジかよ・・・。

ただ「サウンドクルーさんのレクチャーのもと調整したら音が激変した、バンザーイバンザーイ♪」で終わるチュー太郎さんではない。
現在は、それを基にさらにご自分なりの音を追及されているようだ。
それについては、来月にまたチュー太郎邸、というかイシイホールにお邪魔する予定なので、その時にでも聴かせていただこうと思う。


それにしても、今回のオフ会、いやオフ合宿は、自分の中で課題や悩みを残す結果となった。

まず、課題。
今回のオフ会の議事録ではないけれど、どんな対策をしてどう変わったのかを、自分なりに書き殴ってサウンドクルーさんとチュー太郎さんにお送りした。
自分で書いていてわかるが、恐らくサウンドクルーさんの説明してくださったことの半分も理解できていない。
サウンドクルーさん側も内心呆れたのか、音の仕組みと言うかサウンドクルー流の考え方の一端を、LINEで丁寧に教えてくださった
(これについては、先日サウンドクルーさんが作成された"THE DRUM SOLO"というSACD(ならびにCD-R)について話していたためでもある)。
ただ、この説明についてもよく分からない。

で、今更ながらに気付いたことが、「オーディオは何から成っているか?」ということ。
笑い話にしかならないが、オーディオというものは音楽と電気の副産物であり、それらをないがしろにしてオーディオだけ勉強しようとしても、真にオーディオを理解することはできない。
なぜ笑い話かと言うと、そう偉そうに語っている自分がどちらもチンプンカンプンだからだ。言わせんな恥ずかしい!

ただ、実はその二つではなくて、もう一つ要素があり、それが「音」。
確かに、サウンドクルーさんもご自分で回路設計や機器の修理をするほど電気には明るくない。楽器演奏も特に嗜まれない。ただ、音に対する独自の造詣が半端じゃない。
そんなサウンドクルーさんが丁寧に説明してくださっても、今の自分には理解できないのはある意味当然だ。
そうしたことに気付き、今更ながらこんな入門本を読み始めた。

図解雑学 音のしくみ



音について、豊富な図解で広く浅く説明してくれている。
まずはこれを読んで、再度サウンドクルーさんのご説明に向き合ってみようと思う。


次に悩み。
これが結構困りもので、この時から自宅のオーディオが面白くない。
もうあれから2ヶ月近く経つ。なのに、あの時の感動が脳裏にこびりついて・・・。

今までは、どんなにいい音を聴かせていただいても「まぁ、他所は他所、うちはうちだから仕方ないよね♪」みたいなある種の開き直りで、帰宅後も音楽鑑賞をすることができた。
ただ、今回はいまだに尾を引いている。これは間違いなく初めての経験だ。
確かに、チュー太郎さんと自分の音の好みは、レベルの差はともかく、方向性自体はかなり近い。
だとしてもここまで尾を引くか普通??                                                         

特に、今回の試聴に多用した福山雅治の「魂リク」の12曲目「Midnight Blue Train」なんて最悪だ。
かけたくねぇ、こんなの自宅では絶対かけたくねぇ・・・。
https://www.youtube.com/watch?v=IRpt41MTx5o&list=OLAK5uy_m4m85exJdd9HnUcerUeclH8IEnDoNbW8M&index=12

ただ、いつまでもこんなウジウジ尾を引いていても仕方ないので、打開策というか気を紛らわせるネタを幾つか考えてはいる。
しかし、もっと悩ましいのが、4月にサウンドクルー邸に数年ぶりにお邪魔させていただけることだ。

10月下旬にチュー太郎さんが久しぶりにサウンドクルー邸にお邪魔し、やや興奮気味に
「これが自分の求めている音だ!」
みたいなことを仰ったらしい。
・・・チュー太郎邸で尾を引いている自分がサウンドクルー邸にお邪魔なんかして、まともなまま帰ってこられるだろうか・・・。


<<今回のまとめ>>

①言葉の使いかたには気を付けろ。

②プロセスや仮説を意識しながら対策をしろ。

③オーディオは音楽と電気だけで成り立っているのではない。「音」についても理解を深めよ。

④4月に間違いなく凹むから、せいぜいそれまで無駄なあがきをしておけ。

⑤"THE DRUM SOLO"は、音楽というよりサンプラー集に近いソフトだが、どんな好みの方にも間違いなく一聴の価値がある音なので、みんな聴いてみてね♪



チュー太郎さん、サウンドクルーさん、今回はありがとうございました。
豪華すぎる夕食と朝食の自家製ピザをご馳走様でした。ピザは何度いただいても本当に絶品すぎる・・・。



今から4月が待ち遠しくも悩ましいです。うーん・・・。