くさまです。
横浜市、25日発表の陽性者は1220(前週比+743)。
24日は過去最高の陽性者2819人(前週比+2182)を記録し、都筑区でも1日当たり124人と、既に保健所機能はパンクして濃厚接触者もほぼ追えませんし、PCR検査もパンク状態です。
既に1万4000人を超える市民の皆さんが自宅療養もしくは宿泊療養をされています。
一方、昨日の段階で市内の重症者は5人。また、市内全体で人工呼吸器をつけている方は1人です。
中等症は256人。市内陽性者の中で中等症以上は2%です。
それの何倍もの濃厚接触者がいますので、万単位の市民の皆様が自宅で待機状態になっています。
行政や医療機関はじめ、多くの社会インフラが影響を受けています。
しかし、これだけ多くの皆さんが陽性者になっているにも関わらず、昨年の8月のようなパニックになっていないのは、陽性者の多くが無症状であったり、軽症であったりするからだと考えてます。
今回のオミクロン株の症状は明らかにデルタ株と異なることが、市民の皆さんにも実感できる状況です。
後遺症についてのエビデンスは、短期間ではなかなか難しいところがありますが、特に濃厚接触者の待機期間は、世界の先行事例を参考に改善していくべきです。
どれだけ臨機応変に動けるかが問われるコロナ対策です。