くさまです。

 

横浜市、29日発表の陽性者数は166名(重症1、中等症5)。累計17593。

 

 

都筑区の陽性者は56人増えて766。その前の週は1週間で81人増だったので、区内の現場の先生方のお話からしても、緊急事態宣言の効果で陽性者は減っている状況です。

 

 

新規クラスターは港南台病院。8名の死亡が確認され、死者累計209名。

 

グラフで分かるように、先週・先々週に比べ、市内の陽性者は減りましたが、この1週間で市内の死者は32人と増加しています。

 

現在、重症から軽症まで市内のコロナ患者で入院されている方は760人。恐らくこの殆どは高齢者だと思われますが、多くの皆さんが軽症で発症され、重篤化して入院しています。

 

陽性者数が減っても、入院調整を行うY-CERTの業務量が全く落ちないどころか、入院待機者が増え続けているのは、高齢者や基礎疾患を持っている方が重篤化しているからだと思います。

 

報道もされていますが、発熱の救急搬送もまだパンク状態です。搬送先の病院が決まらない救急搬送困難事案数が昨年の約4倍になっており、その要因はコロナ又はコロナの疑いがある発熱患者です。

 

今、僕はこの問題を少しでも解消するために動いていますが、救急運用をパンクさせず、通常の救急医療を確保し、市民の命を守るためにも、発熱患者の救急搬送の出口を確保しなければなりません。

 

発熱したら発熱専用コールセンターへといくら訴えても、これだけ毎日・毎時間テレビでコロナの話、特に病床逼迫の話をしていれば、高齢者は不安になり、119番通報はもっと増えるでしょう。

 

そして119番通報したものを消防が無視することはできないので、必ず詰まっていきます。

 

通報された方の中には、お医者さんが診て今すぐ入院しなくても大丈夫な方も一定数いると思いますので、そのような発熱患者を降ろせる出口が必要になります。

 

2月になりますが、まさに風邪の季節真っ只中。この救急搬送の課題はこれからも続く気がしてなりません。

 

今僕がやらなければならないこと、できることをしっかりやっていきます。