くさまです。

 
今年日本で開催されるラグビーワールドカップ2019大会開幕まで昨日で100日となりました。
 
横浜市でも100日を迎え、横浜市のラグビー情報サイトをリニューアルし、英語サイトを創設しました。
 
 
選挙前、3月の予算総合審査で、僕から、外国人インバウンドのための横浜ラグビーサイトの英語化、そして観光情報を含めたサイトの構築を訴えました。
 
ラグビーワールドカップでいっぱい外国客が来る!と横浜の行政内外では盛り上がっていますが、アメリカやヨーロッパのGoogleサイトから「Yokohama Rugby」と検索しても横浜市の情報サイトはまったくヒットしないし、そもそも横浜のラグビーサイトも日本語しかないので、そりゃ今回もみんな京都に行っちゃうよという問題意識でした。
 
ラグビーワールドカップを盛り上げるために、またインバウンドを獲得するために外国人用の英語サイトなんて今どき当たり前と思われるかもしれませんが、これも実は様々な大人の事情と行政の縦割りの課題がありました。
 
そもそも、横浜市の市民局がつくるこのサイトはラグビーワールドカップのサイトではなく、あくまで横浜ラグビー情報のサイトです。
 
ラグビーワールドカップのトレードマークは組織委員会がしっかり管理していて、開催地である横浜市も簡単に使えないレギュレーションらしく、大会スポンサーへの配慮もあり、簡単にいうと、それぞれの自治体が勝手にラグビーワールドカップを使って経済活動するなという運用になっています。
 
文化観光局が所管する横浜観光情報の英語サイトでも、トリップアドバイザーとのコラボでラグビーに絡めて横浜観光情報をのせています。
 
これもかなりいいサイトですが、ラグビーワールドカップとは一言も言っていません。言えないみたいです。
 
また、イギリスの日刊紙サン紙では横浜のビール不足が指摘されていますが
 
そもそも、大会スポンサービールしか会場周辺で売れないとか、様々な大人の事情があるなかで、ビール発祥都市の1つである横浜のビールもなかなかフューチャーできません。
 
ラグビーワールドカップがチケットが売れているにも関わらずなかなか盛り上がらない要因の1つには、盛り上げたくても盛り上げられない大人の事情も大きいと思います。
 
英語サイトなどできることからひとつずつやるしかありません。