くさまです。

 

今日、ラグビーワールドカップ2019年の決勝・準決勝含めて7試合開催される日産スタジアムで、オーストラリア代表対ニュージーランド代表の伝統の一戦であるブレディスローカップが開催されました。

 

ホストシティである横浜としては、来年本番の前哨戦として、競技場調整、観客導線や周辺の盛り上げ企画など、大会運営面でも大変重要なゲームでした。

 

試合は37-20でニュージーランドが勝利、気になる公式入場者数は46143人で、5万人には残念ながら届きませんでした

 

新横浜駅のシティドレッシングは最高。

 

新横浜駅からラグビーフェスタやってるところに行きたかったのですが、警備がだれも知らず。

 

チケット持ってる人しか入れないファンゾーン?飲食も少なめ。

 

スポンサーブースが一等地。

 

トイレや物販は長蛇の列。

 

和太鼓の和テイストで選手入場。

 

生ハカ。音響ばっちりで、これだけでも価値あり。

 

このためのハイブリッド芝もボロボロ?決勝までもつのか。

 

日産スタジアムは、小机駅、新横浜駅(JR.新幹線.地下鉄)から距離があるので、2年前6万8000人が入ったFIFAクラブワールドカップの時もそんなに大混乱にならなかった記憶があります。

 

ボランティアの皆さんや民間警備、県警による誘導で、導線自体はさほど問題ではなかったと思いますが、会場外に設けたセキュリティゲートはその運用がかなり混乱していましたし、恐らく警備はラグビー協会が雇っているのかもしれませんが、横浜市・神奈川県主催の会場外の盛り上げ企画を全然知らなくて、結局ラグビーフェスタにたどり着けませんでした。

 

セキュリティゲートはチケット持ってない人も通れるのですが、会場前のファンゾーンにはチケットがないと入れないので、結局同行させた妻と娘はセキュリティゲートは通りながら、ファンゾーンにも参加することができませんでした。チケット確認はファンゾーンの奥でもいいのではないかと。

 

協会の特設ウェブページにはそのような記載は全くなく、また、そもそも横浜ラグビーフェスタの紹介もないので、これは明らかに協会と市・県との連携不足だと感じました。

 

ただ、これらは恐らく解消できる課題です。

 

どうにもならなそうなのは会場内のトイレと物販ブースの圧倒的な少なさです。

 

 

 

ラグビーワールドカップ本番のグッズ収入マネジメントがどうなっているのかは分かりませんが、ベイスターズの横浜スタジアムなどと比べると、圧倒的な売る気のなさを感じました。

 

また、僕は4階だったのですが、飲食売店も少なく、売り子も少ないので、ハーフタイムは長蛇の列になります。

 

野球と違い、ラグビーは攻守がずっと入れ替わるのでハーフタイム以外はそもそも席をそんなに立たないと思いますし、試合時間から考えても飲食需要は野球より少ないのは分かりますが、それにしてもアルコール好きな富裕層がせっかくいるのに、積極的に売りにかからないのはもったいないです。

 

そしてトイレも、ハーフタイムに集中します

 

施設を管理する環境創造局の常任委員長として、試合会場は最大限盛り上げに寄与していかなければならないと思います。関内でDeNAと一体何のために今までやってきたのでしょうか。安全確保は勿論ですが、施設の空間利用の最大化はまだまだできると考えます。正直、会場のワクワク感がありません

 

正直、世界の3大スポーツイベントではない、2日間で25万人が集まる新横浜パフォーマンスのほうが全然楽しいし、おもしろいです。

 

かなり辛口に書きましたが、会場全体のマネジメントに連携不足が漂っていたように思いました。日本が誇る大手代理店ならもっと楽しいことをたくさんできるだろうに、もしそこに行政の縦割りマネジメントが働いていたら、まさにそこを打破していくのが横浜市会議員、そしてラグビーワールドカップ議連の役割です。

 

これまでずっと大切にしてきた芝がハイブリッドにしても1試合であれほど痛むのですから、もう失うものはないのではないでしょうか。

 

ラグビーワールドカップは「4年に一度じゃない、一生に一度」というくらいのイベントなのですから、楽しすぎるくらいのイベントにしないとだめだと思います。せっかくやるならK点超えましょう。