くさまです。

 

6年前に議員に当選してから一貫してグリーンラインの混雑解消に取り組んでいます。

 

当時ほとんど目が向けられなかった朝夕ラッシュ時のグリーンラインに当時の副市長、交通局長、そして都筑区長に初めて乗ってもらって、対策の重要性を認識してもらい、3年前にダイヤ改正を行いました。

 

新造車両2編成を投入し、朝7時台から8時台後半までの運転間隔を3分50秒から3分20秒に短縮しました。

 

最も混雑する日吉本町駅から日吉駅の1時間当たりの混雑率は、ダイヤ改正前の171%から改正後は153%に改善することができましたが、実はグリーンライン沿線は人口が増えており、1日の平均乗車数が一昨年度は1日当たり12万9000人、平成27年度は13万6000人と1日あたりの乗車数が1年間で約7000人も増加しています。

 

1年間で約7000人の自然増に加えて、現在、川和町駅周辺の土地区画整理事業の準備が進められていて、この区画整理事業を含め、沿線のマンションや商業施設の立地など、グリーンラインの乗車人員は当分の間は年々増加していくものと予測されています。

 

乗車数が上がるのは経営的には大変重要なのですが、乗っている方からしてみればたまったものではありません。

 

特に、朝夕ラッシュのほとんどの皆さんが混んでるグリーンラインで日吉まで行って、日吉からも混んでる電車に乗らなければならないと考えると、「じゃあいっそ東横線沿線に引っ越そうか」とお考えになっても仕方がありませんし、実際、東横線沿線に子育て世代が流出している報告もあります。

 

僕は朝夕ラッシュ時だけでも6両編成化を目指すべきと議会で主張しています。

 

交通局長からは「グリーンラインの混雑緩和対策については、運転間隔の短縮、6両編成化などさまざまな角度から検討しております。6両編成化は非常に有効な方策なのですが、車両の運用方法、またコストの検証なども含め早期に方針を決定していきたいと考えております。」と答弁をもらいましたが、早期の対策が必要です。

 

この問題にしつこくいきます。