竹久夢二展…館林美術館 &多々良沼を散歩 | 草木庵のつぶやき小屋

草木庵のつぶやき小屋

COPDの患者でマスクをして歩くのが苦しいですが、野の花と触れあう散歩が大好きです。

土曜日には妻を誘って館林美術館へ竹久夢二の企画展を観に行きました。
 
 
入館時に体調や非常事態宣言都市への外出などのアンケートを提出してから、受付で非接触型の体温計で測定されて、平熱よりも低い36.2度と言われて不正確ではないかと思いましたが、寒い外気に触れていた額で測ったからなのでしょうね。

穏やかな土曜日とあって入館者も多く、殆どが中高年の夫婦のようでした。

夫婦だからと言って寄り添って観なくてもいいと思うのですが、つい話したくなるらしく、隣の展示室まで声が響くのがとても気になりました。

また、1メートルの距離からオペラグラスで観る人もいましたが、精密画ではないので1歩前に出れば良く見えるのに不思議に思いました。
多分、近すぎてピントが合わないと思うのですが・・・?

と思って検索してみたら有るのですね👀
最短距離が30~50センチの、美術観賞用が色々有りました。
でも、竹久夢二の絵には要らないと思います。


1月31日の記事に載せたHPからの作品をもう一度掲載します。



ご覧のように黒髪の美人が顔を斜めに傾けて、大きく描かれた手足とS字を描く様な体のラインが特徴で『夢二式美人』と呼ばれたようです。

また文が添えられた作品も多いのですが、達筆すぎて読めないので清書が添えられていれば良いのにと思いました。

息子さんなどに宛てた沢山の手紙や、榛名湖畔にアトリエを建てる資金に困って、作品を買って欲しいとスポンサーに頼む手紙などは清書が展示されていましたからね。

作品は自身で装幀して出版した画集や、文芸雑誌や楽譜の表紙も数多く展示されて、多才なことが伺われました。

夫人が生活に困らないように経営させた『港屋絵草紙店』という店で売るための絵はがきや風呂敷、千代紙などもデザインしたらしく、その中に『纐纈』という柄の千代紙が有りました。

木曽の同業者の中で一番親しかった友人(今も年賀状は交換しています)の苗字が纐纈(こうけつ)で、台湾の税関の端末では変換ができず、書類がカタカナ表記になったのを思い出します。

改めてどう言う意味なのか検索してみたら『絞り染め』のことなのですね。

これよりも更に複雑な感じのデザインが展示されていました。

この画像はネットから拝借しました。


第1章から第8章に分けられて展示されていた作品は302点と多く、鑑賞には2時間近く掛かりましたから、私は時々ベンチに座って休みましたが、流石に妻も疲れたと言っていました。

23日からは展示替えで9点が減って6点が追加されるようですが、それだけなら行かなくてもいいかと思います。


私は怪我をする前は休みの日に、自転車で行って芝生の広場でおにぎりを食べるのが楽しみでしたが、広い芝生の庭の奥の方を見たことが無い妻が行きたいと言うので、裏口から出てみました。

出るとすぐに常設展示の彫刻の作者フランソワーズ・ポンポンのアトリエが再現されています。
 
 
中に入ることもできます。


裏から見た庭です。
 

見えている建物は美術館の入り口から繋がっている主展示室とレストランです。

芝生の広場は晴れた日に のんびりと寛ぐのに最適な場所です。


 
昨日は義姉が来たので、弁当を持って多々良沼へ散歩に行きました。

昨日の mitsuenoniwaさん(リンク有り)の記事で、多々良沼にヘラサギが居たと画像も載せられていたので、私も出会うことができればとの期待が有りました。

ところが東屋かベンチで弁当が食べられるように南西側へ行ったので、白鳥はたくさん居ましたが、サギは近くには居ませんでした。

白鳥は幾つもの大きい群れが居ましたが、穏やかな陽気に寛いでいるばかりで、殆ど動きが無いので、カメラを向ける張り合いも有りませんでした。
 
 
 
ズボンを下げて横たわる裸婦\(^_^) バシッ


遊歩道沿いのクヌギなどの林では、ツグミがしきりに何かをついばんでいて、すぐ近くまで行っても逃げませんでした。
 
 

クヌギなどドングリの生る木が多いのですが、銀杏の木は無いのに何故かギンナンの実が、まとまって落ちていました。
 
 
まさか鳥が運んで来たとは思えないし、人間が捨てて行ったのでしょうか?

臭い果肉が腐るまで置こうと思って、置いた場所を忘れたとしたら、野鳥のカケスよりも馬鹿ですね(笑)



いつもご訪問くださり有難うございます。
最後に是非末尾の いいね をお願いいたします。
(メッセージの受信はできますが返信はできませんので、ご用件は こちら の連絡フォームでお願い致します

草木庵のプロフィール もご覧下さい。