【有酸素運動なしでケトジェニックは痩せるのか?】

~なぜボディビルダーは有酸素運動を最小限にするのか~


痩せるためには有酸素運動が必要

そう思っている人は

多いと思います。


しかし実際には

有酸素運動をほとんど行わずに

体脂肪を落としている人もたくさんいます。


特に

ボディビルダーやフィジーク選手は

減量の初期段階では

有酸素運動をほとんど行わないことも

珍しくありません。


なぜでしょうか?



【脂肪は24時間燃えている】


まず知っておきたいのは

脂肪は運動中だけ燃えているわけではない

ということです。


人間は寝ている時も

仕事をしている時も

心臓を動かし

呼吸をし

体温を維持しています。


この生命活動だけで

かなりのエネルギーを消費しています。
 

これを

基礎代謝と呼びます。


じつは

1日の総消費カロリーの60〜70%は

この基礎代謝です。


つまり

脂肪燃焼の主役は

ジョギングではなく

生きていることそのもの
なのです。



【ケトジェニックは燃料を変えるダイエット】


通常の食生活では

身体は糖質を優先して燃やします。


ところが

糖質を大幅に制限すると

身体はエネルギー不足になります。


そこで肝臓は脂肪から

ケトン体を作り始めます。


すると身体は

糖質ではなく脂肪を使うモードへ移行します。


これが

ケトーシスです。
 

ガソリン車が

軽油で走るディーゼル車に変わるようなもので

燃料そのものが変わるのです。



【有酸素運動の消費カロリーは意外と少ない】


ウォーキング30分で

消費されるカロリーは

およそ100〜150kcal程度。
 

ご飯茶碗1杯が約250kcal。

つまり

30分歩いても

ご飯半杯程度しか消費できません。


一方、

糖質を減らして

インスリンを安定させれば

24時間脂肪が利用されやすい状態になります。


だから

運動で消費するより脂肪を使う体質を作る

方が効率的なのです。



【なぜボディビルダーは有酸素運動をやり過ぎないのか】
 

有酸素運動には欠点もあります。


ボディビルダーが

激しい有酸素(ランニングなど)を

避ける理由は

筋肉の分解を防ぐためだけではありません。


高強度の有酸素運動は

筋トレの強度(挙上重量など)を

下げてしまうという

干渉効果があるからです。


使用重量が減ると

筋肉も減ってしまいます。

守りたいのは

体重ではなく筋肉です。


だからまずは

筋トレ、食事管理、十分な睡眠

を徹底します。


有酸素運動は

最後の調整の切り札として使うことが多いのです。



【じつはNEATが重要】


最近の研究では

有酸素運動よりも

NEAT(非運動性活動熱産生)

の方が重要と言われています。


NEATとは

日常生活での活動量です。


例えば


* 掃除をする

* 階段を使う 

* 立って仕事をする

* 買い物へ歩く
 

こういった活動です。


NEATの高い人と低い人では

1日で数百kcal以上の差が生まれることがあります。

つまり

ジムで30分走るより

普段からよく動く人の方が

痩せやすいのです。






【ケトジェニック成功の優先順位】


①糖質制限



②タンパク質確保



③筋トレ



④睡眠



⑤有酸素運動 


この順番です。


多くの人は

⑤だけ頑張って

①〜④がおろそかになっています。


だから痩せないとしたら

やり方を見直すと良いと思います。





【結論】

有酸素運動なしでも

ケトジェニックで十分痩せることは可能です。

むしろ重要なのは


「どれだけ走ったか」


ではなく


「24時間脂肪を使える身体になっているか」


です。


筋肉を維持しながら

美しく痩せたいなら

有酸素運動を増やす前に

まず食事管理と筋トレを徹底すること。


脂肪を燃やす最強の方法は

走ることではなく

脂肪をエネルギーとして使う身体を作ることなのです。


運動が苦手だから

私は何をやっても痩せられない.....。


もしそんな風に自分を責めているなら

今すぐその心のブレーキを外してください。


あなたは決して怠け者などではなく

ただ頑張る順番を知らなかっただけです。


まずは糖質をすこし抑えて美味しく食べ

よく眠り

日々の生活をほんの少し丁寧に

動かしてみる。


自分を大切にする生き方そのものが

最強のダイエットになります。


もう無理に走らなくて大丈夫。

安心して

新しい一歩を踏み出しましょう。







では最後にお待ちかねの川柳です。



減量は



頑張るよりも



整える


byくさか