満月は好きだけど、欠けた月の方が好き。


満開の桜も好きだけど、黄緑の葉が出始めた頃の桜が好き。


プロのピアニストの演奏も好きだけど、子供のピアノの発表会やコンクールも好き。


むしろ感動することもある。




完璧なものもいいけど、未熟だったり、足りなかったりするのも好き。





最初に戻るけど、私は、糸のように細い月が好きです。


三日月よりもっと細い方。切った爪の様な形。


二日月とも言われるらしいけど、私の中では「糸月 いとづき」って呼んでます。



夜になりかけた時に西の空に見えます。


だから、すぐ沈んじゃう。


細くて目立たないから、天気が悪いともうその月はしばらく見えない。



満月の様な暖かみは感じなくて、どこか冷え冷えとした月なんだけど。



そろそろかな?と思うと、つい探してしまいます。


見つけると、「また会えたね」と思う。



私は目立つことが嫌いなので、薄っすらとした存在感の月に癒されます。



糸月を見て、愛しい気持ちに。