TacicaのHALOがスゴイ。

5年前まで、普通の会社員をやっていたのですが、そのころ心を揺さぶり続けてくれたのが、

漫画、宇宙兄弟

そして、

アニメ版宇宙兄弟の、主題歌、エンディング曲たち。
どの曲も、宇宙兄弟のテーマを大事に作られた歌詞で作り上げられていて、心に届きます。

中でも、一番心に響いたのが、

TacicaのHALOです。

頭でばっかり考えて、宇宙飛行士の夢に向かって素直に挑んでいかない主人公ムッタが、弟に引っ張り出され、宇宙飛行士を素直に目指すこととなり、夢物語に自然体で向かっていく様が魅力の宇宙兄弟。

その根底をささえる夢への原動力がかんじられる曲なんです。

超個人的解釈ですがw

ただ、宇宙兄弟のオープニング曲としてでなく、宇宙兄弟の額縁を外してこの曲を改めて聴くと、

・心と頭の一致の方法は、細胞が知ってるよ?
・だから、本当に成すべきことは、頭で考えるのでなく、体中で感じるべき!
・それが見えたら夢中になって走れ!
・そしてその喜びを嚙み締めて忘れることなく走り続けろ!

と、教えてくれます。

今日、久しぶりに聞く機会があり、5年前の苦悩を思い出し、涙が止まらなくなりました。

5年前、『正直に生きるため、全部黙って受け入れる』をモットーに、自分とのみ向き合うことに集中して会社に通っていたころの話です。

分かりやすい大量の仕事こそもらっていたものの、取り換えの利く仕事で、それ以上期待されるほどの仕事を見出す事が出来ず、日々たんたんと与えられた仕事をこなし続けていた日々。

それでもなんとか、期待に応えるべく、居場所を探して、同僚や上司に認めてもらいたくて、アドバイスを受け、言われるがままに

・営業の練習をしたり
・事務方にもかかわらずお客様先へと同行したり

と具体的な目的をもって、あれもこれも試みていた時期がありました。

進化を期待して協力してくれた同僚や先輩には今でも感謝しかありません。

ですが、今考えれば明らかなのですが(笑)

そんなことで何かが変わるわけもなく、気持ちがぐしゃぐしゃのまま、更なる何かを衝動的に求める自分にもがき続けるだけの、ただただ苦しい日々。

・何が駄目なのか?
・周りの人はできるのに、何故、自分はできないのか?
・そもそも自分には何が出来るべきなのか?
・っていうか、自分は何ができないのか?

わけわからなくなっていたんですよね?

そこで出会ったのが、宇宙兄弟とTacica。

宇宙兄弟とTacicaは、

『私が藻掻いてる場所が、どこだかすら理解できていなかったこと』

を教えてくれたのです。

私が藻掻いてる場所は、努力不足や能力不足、つまり

『自分が原因で相容れずらい世の中そのもの』

なんかでは決してなく、

『自分で想像した他人がつくった自分の理想像の中』

だったことに気づかせてくれたんです。

言ってること無茶苦茶に聞こえるかもしれないけど、まさにここが肝心。

自分で作った他人の作る自分の理想像は、相手によって変わりますよね?

こんなものに引きずり回されていたら、そりゃあ生きづらいし、何が足りないか分かる訳もない。
ただの良い人風社会人。その上、『正直に生きるため、全部黙って受け入れる』をモットー?

それはもう、『都合の良い人』。
しかも、『使えない』と思われて当たり前です。

ここまで気づけば、あとはあっさりしたものです。

稼げなくても良い。
期待にこたえなくても良い。
認められる必要もない。
誰にどう思われる必要も全くない。
勘違いさえ、されたって良い。

もっと言えば

正義も悪も責任もない。
ただ、自分の細胞を信じて、思うままに生きればよい。
性善説は、世の中や他人には通用しないけど、自分に対する性善説は絶対に通用するし、いくらでも証明できるじゃないか。

だとすれば、、、圧倒的に自由じゃないか!

そのことに気づいた瞬間、心と頭がふと解放され、体中のベクトルが一斉に同じ方向へ向いて、一致したことを体感し、体が震えあがり、喜びとか悲しみとかではなく、何かが捨てられるように感涙したんです。


その時の心の喜びを、今日たまたま耳にしたTacicaのHALOで再び思い出しました。
そういった瞬間を経験した方、現代人には多いのではないでしょうか?

他者への感度の高い人間ほど、他人が作り上げた自分の理想像の中で溺れるものなのだと思います。

他者は、愛し合うことが当たり前の家族同士でさえ、自分の都合で相手の理想像を作り上げ、その結果、思いやりにすら主観が入り込むのが当たり前なのが人間だということを理解できた瞬間でもありました。

だから、そうした期待に、いちいち応えようとする必要はおろか、たとえ主観が見え隠れしようとも、愛を疑ったり、人を汚く思ったり、絶望したりする必要も全くありません。

むしろ、その主観を自分に都合よく利用してやるぐらいが丁度良いのですw

宇宙兄弟の主人公、ムッタはそれが無茶苦茶上手な愛の人。
あんな弟を持ったらそりゃあ、そう育つよねw

宇宙兄弟、TacicaのHALOは超おすすめです。
引きこもり癖の有る私のような人間は特に必見w

人生を変えるスイッチになるやも!とさえ言えます。

今、私は自分の思うがままに生きています。
働いている!といった感覚すらありません。

もっとこうなれば!とか、
そうかっ!こうするべきだったのか!とか、
間違ってた!伸びしろ発見!といった
喜びの連続。

そんな幸せが当たり前になったことをふと実感しました。

頑張るぞ!を素直に言える今日に感謝して、ひび、坦々と進んでいきましょう。

僅かな光に似た希望が

君の細胞に絡まった日から、

一向に離れない、それだけ!


本当にいい歌詞だなぁ。。。。


本日の記事

ノンケミカルでプチプラの日焼け止め おすすめ5選

かなり、記事が上達してきたと自負しています。
相変わらず、誰か読み切ってくれるのか?と思うほど固く、地獄のような長文ですがw

誰か、感想やアドバイスを頂けると嬉しいです。

歌詞をご紹介します。

HALO 

tacica

作曲: 猪狩翔一
作詞: 猪狩翔一

空想が花束をくれる
頑丈な哀しみの下に

真っ新な世の中の丘で
未だ且つてない不思議から
一体 何が零れるの?

又 性懲りも無く目指しちゃった
アナタからは 只 遠退く日々
先送りになる安らかな眠り

僅かな光に似た希望が
君の細胞に絡まった日から
一向に離れない
それだけ

体は日増しに器用になって
心は間に合わなくって泣いてる
大人になって置き忘れたのは
軽やかなスランバー

相も変わらず世の中の丘で
簡単に花束を捨てる

毎日の様に願う事は
老い耄れた頃に会おう
SOS まるで届かないのは
一体 誰の法則ですか?

このどうしようもなく永い夜が
巡り巡る程
頭の中 「やがて」「いずれ」ばかり
夢物語

サヨナラ以外の術を探して
生まれたままの純粋な体で
一生は終われない
それだけ

代わりは一人も居ない舞台に
諦める事も許されないから
大人になった心の裏側
我が儘なスランバー

自分らしさの破片の上
歩いては血を流す者
他愛のない日の為
血を流してよ
歩き出す者

光に似た希望は
君の細胞に絡まっているから
一生 放さない
それだけ

体が今 一人立つ舞台が雨でも
心は逃げ出さない事
只 愛しくて走れるよ
さらば
真夜中のスランバー

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