実需で日本国債を買っている長期な投資家は、買い進めているそうです。
長期の人たちが買ってくる=円の需要がある
ということです。
短期のファンドが円を売っているそうです。
前も書いたんですが通貨投機筋(専業)は円買い越しで、ファンドと動きは違います。
短期のファンドは皆様ご存じの通りで粘って半年です。
半年以内に反対売買(売りで臨んだので買いで終わる)をして終わります。
10月から始まったとして最長4月。
3か月(こっちが多いのでは?って気もする)から半年で利益回収してぐるぐる回すのが短期さんです。
今回の早苗さん発行新規国債と、過去発行国債の満期が来て借り換えする借換債合算し、そんなに大量ではないという感じなんだそうです。
過去やってきた量とそう変わらない。
しかも今はマネーの価値が落ちてきているので同金額でも「同価値の重さ」じゃない。
なので今の円安と債券売り(10年国債金利2.1%到達)は「雰囲気でイケイケ」だと考えた方がいいとのこと。
雰囲気イケイケって=将来不安で売りという事になります。
アメリカは、関税と不法移民排斥で、輸入インフレ+人件費インフレで今年ガーーッてインフレになりました。
ですが来年夏くらいになると、その2つは昨年度から変化なしになるのです。
つまり、来年のインフレ率は低いです、へたすると完全ヨコヨコかもしれないです、普通の発想からすると。
だからアメリカは利下げになるはずです、普通の発想からすると(普通じゃないことが起きたりもするから2度書いた)。
利下げなら日本円との金利差はさらに縮まります=円安くならない要因です。
トランプちゃんは、秋の中間選挙のため、税を還付するカネのバラマキをしました(追記訂正 間違いました、すると言っているだけの話・そもそも関税より給付金額のほうが大量で議会通らないとのこと)前回も、インフレはばらまいてから時間をおいで急激に起きました。
なので夏すぐにインフレじゃないはずです。
追記訂正・決まっているのは富裕層減税だけ・関税還付ばらまきはするか分からない

ただし来年は、日本からのトランプ命令支出で最高量円がドルに両替されるっていう実需が待っていて、それが円を安くするのも現実です。
またアメリカが今年のインフレでサービス料を上げるので、円はより多く両替されアメリカのグーグルさんやアップル、マイクロソフトを筆頭とした、毎年課金型企業に出て行きます。
実需の円売りありすぎなので、どう出るか分かりません。
いずれにせよ、私は日本長期国債が売られてしまってたまげていましたが、専門家が見ると国債に絡んだ円安の動きは「心理」が絡んだ状況であるそうです。
ただし、債券一筋35年なアナリストが、現在日本に起きているような状況はかつて1度も無かったと言っています。
利上げで売られる新興国状況が起きているという現実もある。
どう考えるかは人それぞれです。
私には来年が全然わからないのです。
これは165円行くなって思っておびえていましたが、みていたら財務大臣が発言しただけで156円で止まったりしているので、この先は簡単には円安にならないんだな現状は、って多少ほっとしています。

フリーハンドってどういう意味か調べたら「束縛されない状態」だそうです。
本気で円は嫌、他通貨にしたい、もしくはドル県伊東市仙波ならないなら、財務大臣が何を言おうと、ひと月2円位の割合でじりじり円を売ってきます。
株が上がるかは、円安後押しを受けてではなく、アメリカの株が上がるという後押しで、という9月までのステージに戻りました。
いずれにせよ「ドル国債売るぞ」(それで予算の”収入”に利益を入れちゃうぞ)カードが出てきたら簡単には投機は円を売れません。
円も自由に下がらないはずです。