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台湾のサイトhttp://wenews.nownews.com/news/3/news_3917.htmに陳さんが紹介されています。

下は王さんによる翻訳です。

風の音楽 時には優しく 時には激しい
鳥の音楽 チチザザと 乱れの中に秩序あり
水の音楽 透きとおた水晶のように 心に沁みる
木の音楽 多彩な音色は 苦楽を訴える

 

一番原始な楽器 大自然の声:草笛

 

  本職は建築士の陳宏志さんが“街頭芸人”になる思いつきは仕事からきた倦怠感と街頭芸人の漂白感が誘ったものです。二年前、桃園県文化局の第一回“街頭芸人”選抜会が彼にこのチャンスを与えました。

 

  陳さん曰く、”幼い時は楽器なんかなく、あっても値段が高いので、草笛を吹くひとが多い。幾十年の社会変化で吹く人が少なくなった。”彼の場合は、小さい時は興味で草笛を吹き、今は愛好者を広め、草笛の技巧伝授を目指している。

 

  陳さんは私達と草笛に使う木の葉の選別技巧を熱心に検討しています。彼の経験から得た三つの要領は:
一番は“平”。縁は平で鋸状のギザギザしていないもの。
二番は"弾性”。音の変化は葉の振動からくる。潰れて終えば、音は出ない。
三番は”薄い”。薄い弾性のある葉こそ最上級である。
厚い葉は吹けますが、疲れやすい。特に長音を吹く場合、息が続かなく、良い音色が出ない。三条件の揃う木の葉は"ガジュマル”です。葉先生も多種類の葉を試したが、”含笑花’(ガンジュシャゲ)の葉が一番だと言っています。
  ”私が演奏する時は聴衆の為に木の葉を多数準備しておき、興味のある者に吹奏の原理と葉の選び方を教えます。吹く事が出来る者に会えば、喜んで一緒に吹奏します”。情熱燃える陳さんは演奏ごとに期待満杯、苦しみあり楽しみありで、同好者に出会うのを一番の収穫にしています。季節の変化に依って、葉の弾性及び厚みも違ってくるので、演奏でしくじることもあります。
 街頭芸人の縄張り争いに対処する陳さんは”相手側の音響が高すぎても周囲の人たちが構わない場合、私は一人去って行く。相手が友好的であれば、互いに一曲ずつ吹奏するのも好ましい”。
 絶え間なく試し模索し、技巧熟練の陳さんは草笛で世界の名曲、郷土民歌から流行歌曲まで奏で、彼の新しい変化のあるものを求めて厭きない熱心さは我々をして休みの日は中壢 (新竹県の鎮の一つ)中平路の散歩道に足を向けたくなる。又は大渓(文章はここで途切れています、ここは名所の一つで観光客が絶えない。陳さんはここでも演奏するらしい、)