きたや

JR姫新線林野駅進入路からT字は右折、踏切を渡って国道179号に出たら右折、右側道の駅彩菜茶屋を過ぎ、この景色(10分)。

暖簾が破けとる。

入店すると鉄板を囲んで男4人、小鉢ものをあてに焼酎ストレートでぐいぐい。

席をあけてくりた、拙らでほぼ満席。

平日ランチタイムぜよ、3名は還暦しゅぎらしくリタイアだーらまあまあまあ、ワークマン姿1名は40いっとらんとみますた。

まんず、当店でキープはいいちこ1升紙パック。

Pはすっかり不安だった と後で打ち明けたが、そゆ気振りは見せず、4人とあなす。

ワークマンがお茶をだしてくりる。

冷茶ポットが汚らしい とこりまたPが後でだが、拙の実家の末期はゴミ屋敷だったので、気にならなかった。

生中各1にあてはホルモン焼きおよび豚玉を注文。

ワークマンが調理場に行って、「生中」を持っちきてくりた。

ん?泡がクリーミィーでないにー。こりは瓶ビールをジョッキに空けたんではないかい。

ほいぢ、ホルモン焼きまで作りあじめる。客とおーってたが、当店の跡継ぎ息子?

別皿にたれ提供だが、ワークマンの調味だけで十分。

七味かけるかと差し出すプラ容器が一部熱で溶けて七味と混ざって固まっている。まあじぇんぶ固まってるわけではない。

ホルモンはミックスで、臭みはマッタクない。キャベツ、タマネギ、もやしも新鮮。

客のあなしによると、ホルモンうどんで津山が有名になったが、美作のホルモン食の起源は佐用。

林野近辺でこゆ鉄板ショーバイは4店あったが、当店だけになった。そりも女主人が85才とあってはいつまでやれるものやら。

女主人はゴルフ場のキャディーを勤め上げた後、この店をあじめた。

材料の入ったボウルを調理場から持ってきて、豚玉もワークマンが作る。

フツー豚バラスライスが形のままだが、当店は細かく刻んで混ぜているらすい。

ワークマンは作り終えると3人に挨拶して帰って行く。

入れ替えでお仲間の50代とおーわれる男性、ご注文はとりあえず熱燗1合半。

客のあなしで、1枚で二人前の分量ということであったが、そのとおり半分はテイクアウトになった。

お勘定になってやっと女主人が顔だし。客の一人にご機嫌ななめ、どーやらつけがたまってるらしく、今日もつけらすい。この客たちは昔からの常連、若いときのわるさでもなんでも知っとる、ワークマンは息子ではない。びっくり正体不明のワークマン。

お会計ー 3,250円(2名)2024年。

貼り紙に価格明示だが、レシートは出ません。

シチーのお坊ちゃま、お嬢ちゃまにはおぬぬめできません。

ホルモン焼きはともかく、豚玉は残念がるよなもんではありません。

飲食は道の駅でできようし、ちょい先にオムライスの店があります。

いいちこ一家とあなしながら昼呑みしてみたい という方を止めはしません。別段こわいシトたちではありません。多分毎日とぐろを巻いてるんじゃ。