しょの11 色絵銀彩3寸四方皿

一辺7.8cm 高さ2cm 上出長右衛門(九谷)

5客組 12,600円2008年

金沢旅行の土産。

色絵具は黄がわずかに点ぜられている。ぱっと見染付銀彩。

中央円内銀彩の花は経年で錆びているうえ使用により大きく剥げている。

 

しょの12 青唐津3寸皿

一辺9.3cm 高さ2.7cm 戸川雅尊

2,200円(税込)2022年個展

うつわ松室(地下鉄東西線神楽坂 HPあり)

8客のなかから、見込みに最も鉄斑が多いものを選択。鉄斑皆無もあり。

 

しょの13 斑唐津3寸皿

口径9cm 高さ3.4cm 岸田匡啓(マサヒロ)

12,100円(税込)2022年個展

涼一石(JR山手線浜松町など HPあり)

作家箱書きは盃。

この斑釉はかつての浜本洋好にくりそつ。くりそつにした他の作家はいない。

 

しょの14 備前3寸皿

口径9.5cm 高さ2.6cm 金重(カネシゲ)潤平(HPあり)

4,400円(税込)2023年個展 銀座黒田陶苑(HPあり)

備前焼に見ない、伊賀焼みたいな緑っぽい自然釉。

赤松以外の雑木をくべているのだろうか。

 

しょの15 倣 織部菖蒲文皿

口径9cm 高さ1.5cm 安洞雅彦

3,240円(税込)2016年個展

GALERIE AZUR(閉店)

 

No193 口径16.3cm

似せもんといってもミニ。豆向付と称し、作家創始の試み。

 

しょの16 染付2.5寸長方皿

口径6.8×7.7cm 高さ1.7cm 樋山真弓

3,200円(税別)2017年 器大福(地下鉄銀座線外苑前)

見込は南欧風。内外側面は芙蓉手乃至古染付風。

ショーユを入れれば見込みは隠れるので、お造りにも。

 

しょの17 安南3寸六角皿

1辺5cm 口径9.7cm 高さ2cm 安藤友紀

2,500円(税別)2023年夫妻個展

柿傳ギャラリー(JR新宿駅中央東口 HPあり)

 

しょの18 倣 黄瀬戸菊皿

口径10cm 高さ2.5cm 藤原和夫

2,750円(税込)2023年個展

涼一石(JR山手線浜松町など HPあり)

見込み目跡が焦げているのを選択。焦げは安っぽくない。

 

29 菊皿 径13.5~13.7cm モノクロ

窯跡付近から数百枚出土、伝世品はない。

 

本品が4.5寸なら入手しなかったろう。

ちなみに、この貼付け書には刊行当時購入できる骨董および現代作家の向付が掲載だが、拙的に欲すい物は一つもない。桃山時代絵志野向付五客組は千五百万円以上だそうで、めでたいことである。