南大菩薩とは湯ノ沢峠から滝子(タキゴ)山までを指します。
拙的にはモヤモヤさまぁ~ず、というのも小金沢連嶺(石丸峠~湯ノ沢峠)が間にあり、鶏冠(ケイカン)山(黒川山)~大菩薩嶺の直南ではない。
昭和53年版
「古くは鶏冠山~滝子山を大菩薩連嶺と称していただけ。
二〇年ぐらい前から小金沢連嶺、南大菩薩と区別するようになった。」
(以下貼付け書掲載マップを単にマップと記します。)
単に大菩薩連嶺でいいのだよ。
どーしても区別するなら、湯ノ沢峠以北は針葉樹林、以南は広葉樹林に着目、湯ノ沢峠までを大菩薩連嶺、以南を南大菩薩とするがいい。小金沢連嶺の区別は無要。
いずれにせよ、南大菩薩のエリアは同じ。
さて、なぜ、貼付け書を持っているかというと、刊行年5月末南大菩薩縦走企画の資料。
実行は、7:15初鹿野(ハジカノ現、甲斐大和)発、湯ノ沢峠から滝子山を経て15:50初狩着。
全コースくるまを使わず歩いている、元気だね。
あれから3045年(byきみまろ)またこの山域に入ることはない とおーっていたのに、再来はPのハイキング熱発病の看護。
当初計画
湯ノ沢峠登山口からハマイバ丸ピストン3時間40分。
甲斐大和駅、湯ノ沢峠登山口間は往復タクシー(貼付け登山地図によれば片道約20分約4000円)
ほいぢ、タクシー会社に予約でんわしたらば、焼山沢真木林道が、入口六本杉橋から工事で通行止め、大菩薩湖畔から日川林道経由湯ノ沢峠なら可能とのこと。
しゃーない、貼付け登山地図付属冊子に記載のコースに変更。
南大菩薩から滝子山を除いた部分。歩程4時間25分
2022年10月28日(金)
8:01 高尾
9:04 甲斐大和着
この電車の時刻表記載9:15甲斐大和は発車時刻。
9:10 甲斐大和駅前発 タクシー
中央本線車窓では、やっと葉先が色づきかけてきた程度だったが、進むにつれて見頃になっていく。但し、目を奪われることは歩いている途中もありませんですた。モミジばーり植栽してるわけではありません。
湯ノ沢峠2kmの道路標識あたりから舗装が途切れ、乗り心地いくなくなります。
10:00 湯ノ沢峠駐車場 8210円
WCあり。駐車2台、うち1台はしゅぐ発車。
避難小屋もあるが、状態確認せず。
10:05 湯ノ沢峠
東側の峠道が湯の沢沿いです。マップによれば、西側の峠道ツメで焼山沢と岐れて辿る沢も湯ノ沢。どちらの流域にも温泉記号はありません。この湯はどこを指すのでせう。
周りの木はすっかり落葉。
北側のサンが大きい。
白ザレ 白谷(シロヤ)ノ丸
マップは読みは同じだが、白岩ガ丸。白岩とは白ザレのことと記載。
78年の記録にも大きいとありましたが、すっかり忘失。
このコースで具体的に記憶がある景色はなく、平らな原っぱみたいな所歩いた とだけ。
その原っぱがあじまり、「湯ノ沢峠のお花畑」と表示。夏、高山のではなく高原の花が咲くのでせうが、今は枯野。
大蔵高丸
鹿よけネットに扉が、続く。目障りだけんど仕方ないにー。
広葉樹林の登りになる。熟年男性2名パーティー。
10:35~10:50 大蔵高丸 1781m
南大菩薩最高点だが、三角点は設置されなかった。
山頂は木がなく平ら。
黒岳 白谷ノ丸 赤岩ノ丸 雁ヶ腹摺山
マップでは黒岳山(クロタケヤマ)。
ハマイバ丸
甲府市街や笹子の人家が見え、バーなことやっちる気分、まあ大金使ってくたびれたあげく一銭にもならん、バーに間違いない(あのシトは今)のだが。
当日の甲州市天気予報は晴ところにより曇りだったが、富士山は見えなかった。富士吉田市は曇りだったのでしょう。
南には平坦な草原が続く。
11:10~11:20 ハマイバ丸
マップは破魔射場で、甲相でサンの意の丸は付けない。
往古、破魔矢を射る行事でも行われていたのだろうか。
3等三角点1752m 周囲は樹林。
下りは木がなく展望がある草原がある。
大谷ヶ丸
滝子山 大谷ヶ丸
ハマイバ丸
岡松ノ峰 ホリヌキドウミ 滝子山 大谷ヶ丸
んが、樹林帯に入る。高度が落ち、まだ落葉していない。以降木に妨げられない展望がある地点はない。
11:50~12:05 天下石
天下一の岩? 周囲に岩がないので目立つが、こりぐらいの露岩はいくらでんある。昼食。
12:15~12:25 米背負峠
大谷ヶ丸
滝子山分岐を見てしゅぐ
12:50~13:00 大谷(オオヤ)ヶ丸
マップでは読みは同じだが、大岩ガ丸。
周囲に○○川大谷はなく、マップが本来なのでせう。
貼付け書には、由来の巨岩は登山道の通る東峰にあり、展望がよくきく。三角点は西峰にあり、道はない と記載。
しかるに、拙らが登山道で到達した大谷ヶ丸標識のある場所は、巨岩無し、樹林中で展望無し、3等三角点1643mあり。
登山道が東峰経由から西峰経由に変更されたのでしょう。
南から大きなザックの老年男性単独行者、今日は湯ノ沢峠泊まりだそうな。拙的には大菩薩連嶺で宿泊する気はしません。
途中中年男性単独行者に遭遇。
13:45 コンドウ丸
マップはコンドウシ丸。近藤氏?として誰?
14:05~14:10 曲り沢峠
14:20~14:30 大鹿山分岐(肩)
右手にスギ植林が出てくるとゴールが近い とおーう。
右に鉄製手摺のある道を分けるが、入口が青テープで封鎖。景徳院へは左。
路面がコンクリ舗装となり、
15:40~15:45 舗装車道
擁壁に大谷ヶ丸入口の看板。
タクシーで「八合目」、40分でコース最高点、後は基本下りで、最高点へより長い登りはなく楽ちんですた。
逆コースだと大鹿山肩到達だけで一苦労。
コースには適宜青い幅広のテープが付けられ、迷う恐れはありませんですた。このテープを付した団体によるとおーわれるが、地面が露出、急で滑る箇所にはステップ刻み出し。
真っ直ぐ下ってしゅぐ
景徳院
武田勝頼終焉地。景徳院は法名。
墓があるが、遺体は無く、寺域の別区画に妻子、郎党と一緒に埋葬という。
78年に見ているが、憶えていたのは山門脇の沢床に石柱が敷かれていたこと とは妙です。
景徳院入口バス停は山門前から車道(バス道)をちょい下った右側、駐車場にあります。
16:22 景徳院入口 栄和交通バス
ここで乗車は拙らだけ。
かなりの乗車率で、大菩薩嶺登山でしょう。大菩薩嶺が大菩薩連嶺中最高、百名山で人気も一番。
16:30 甲斐大和駅着 300円
その他運行日、時刻表は同社HPご参照。
16:41 甲斐大和
17:43 高尾
おーしろかった?
(バーな子供)おーしろかった おーしろくなかった。
ついにサンまでも慰めにならなくなったか といささか忸怩。
おまーの最も好む白山~北アルプス北部~新潟県境~朝日連峰ではない。2010年に笹子雁ヶ腹摺山へ行って1枚も風景写真撮っちょらん。そいでも、富士山その他遠くまで見え、草原に花が咲いていたら、そこそこおーしろくおーったんでね?。
78年草原にフデリンドウが咲いていたのははっきり覚えている。
ともあれ、ほぼ半世紀ぶりに再登はめでたい。長らく健康、登りたいサンほとんど登り尽くしてる いうこと。さて、3回目は?
こゆ風に記事にするとNoミソに刻み込まれるけん、縦走はない。滝子山は2度登った。貼付け書に大蔵沢遡行大蔵高丸(3時間)の項があり、荒れているが、悪場はない と記載。貼付け登山地図では登山コースではない小道表示。