1819~1880

1881年初演

未完で死去のためギロー補筆 フランス語

楽しいアリアが目白おし。

E.T.A.ホフマン(T)ドイツ・ロマン派の怪奇小説作家、詩人

ニクラウス(MS ズボン役)Tの友人

4人のBrはたぶん同じ悪魔なんでしょう。

 

3人のSがそれぞれ役にピッタシ。

舞台、衣装、演出視覚的に満点。

ドクロネタバレ注意。

プロローグ ニュルンベルク歌劇場隣のルーテルの酒場

プレートルのオープニングの指揮が楽し気で期待が盛り上がります。

歌劇場で上演のオペラの幕間客たちが酒場へ

学生たち「オラオラオラァ ルーテルおやじ」酒もってこい。

のんだくれのTもMSを伴いトーゼン吞みにくる。

オペラのプリマドンナ ステラをめぐってTと恋敵の枢密顧問官リンドルフ(Br0)も来てる。

Tは学生たちの求めに応じ、

「クラインザックの物語」

続いて過去の3人の女性との恋ばなをあじめる。

第1幕 オランピア パリ スパランツァーニ教授宅

Tは人形師コペリウス(Br1)が売りつけた魔法の眼鏡をかけ、教授の「娘」オランピア(S1 セッラ)を見てすっかりのぼせあがる。

豪華な夜会 教授は来客たちに「娘」を披露。

オランピアの歌「森の小鳥は憧れを歌う」

第2幕 高級娼婦ジュリエッタ(S2 バルツァ) パッケージご参照。

ヴェネツィアの大運河に面して建つS2の豪奢な館

 

MS→S2の舟歌「美しい夜 おお 恋の夜」であじまりS2の舟歌で幕が下ります。

T「優しく夢見る恋なんて間違い!」僕が娼婦なんかと恋におちるなんちありえない。

魔法使いダベルトゥット(Br2)「輝けダイヤモンドよ」ダイヤやるけんTを誘惑して影を奪ってみん?S2に持ち掛ける。

 

ヴェネツィアは2度目もおーしろかった。じも、3度目はもういいね。

 

第3幕 アントニア ミュンヘン クレスペルの家

アントニア(S3 コトルバシュ)はクレスペルの娘、母はドイツ1の歌手だったが肺結核で病死。アントニアも感染していてクレスペルは体力消耗するので歌うことをS3に禁止。TはS3の音楽教師、婚約者としてS3をオペラ歌手に仕立てようとしたので、Tに内緒でミュンヘンに逃れた。

S3「逃げてしまったのキジバトは」Tを想う歌。

召使フランツの歌の本格的修業をやってない云々の歌もおもろい。

TとS3の愛の歌。

ミラクルひかる博士(Br3)がクレスペルにしつこく娘の薬を売りつけようとするが、クレスペルやっとのことで撃退、家に施錠。

じもBr3は侵入できるんだもんに。

S3はBr3の魔法のVnにのって、天上の母まで届けと、どこまでも歌う。

エピローグ ルーテルの酒場

公演がはねてステラが現れるが、Tは語り疲れてすっかり酔いつぶれている。

ステラはBr0に誘われるまま一緒に去っていく。

MSは最後にカツラをとって私にせん?ちTをくどく。ステラには負けるけどなーなか。

MSはミューズで恋愛沙汰じゃなく文学に生きれば ち言ってるんだけどね。

 

オッフェンバックのオペレッタ 13ページ

ドイツ人は同じながら、ワーグナーの半音階手法に対し全音階的平明な旋律を歯切れのいいリズムにのせて、パリを征服。

著者選択は「ラ・ペリコール」「地獄のオルフェ」但しともにオリジナル版。

タイトル曲に感心したので大いに期待して後者のDVDを観たが、1回斬りー。