p270~294

作曲年順に作品解説。

 

 

ワーグナーら新ドイツ楽派の室内楽作品の採用はありません。という前に作曲がほとんどありません。

に対し、ブラームスは多種多数作曲。

採用曲

弦楽六重奏曲第1番

弦楽五重奏曲2曲

クラリネット五重奏曲

ヴァイオリンソナタ第3番

 

拙は室内楽作品しべて聴きますた。

弦楽四重奏曲3曲には歯がたちませんですた。

ピアノ五重奏曲およびピアノ四重奏曲3曲はしゅきになれませんですた。

下記残余はまあリピートしますた。

弦楽六重奏曲第1番変ロ長調Op18

感情深い豊かな旋律が、ウィーン古典派の明解さ、バランス感覚でもって、美しく響く。

第2番ト長調Op36

第1楽章の神秘的な魅力などわるくないが、第1番の青春謳歌のわーりやすさには及びません。

 

 

弦楽五重奏曲第1番ヘ長調Op88

弦楽五重奏曲第2番ト長調Op111

モーツァルトと同じくSQ+va

活気と牧歌的気分

じも、どちらも第1楽章だけでいいかもしんない。

 

 

クラリネット五重奏曲ロ短調Op115

弱々しく甘い憂鬱なクラリネットが過去の喜怒哀楽を回想する。この回想には終わりがない。フィナーレのコーダは第一楽章の冒頭へ直接に導いてゆく。

五重奏曲については古典派モーツァルトに対し、およばぬまでもロマン派としての解をきっちり出している。

どれか1曲聴いて、モーツァルトは別を続けて聴いてもいいけど、ブラームスはおかわりする気にはなりません。

 

 

 

クラリネット三重奏曲イ短調Op114

クラリネットソナタヘ短調および変ホ長調Op120

も悪くないが、進んで聴きたくおーうことはありません。

 

ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op8

優しく若々しく新鮮な旋律で充満。第1貼付け書「これ以上美しいものをほとんど作曲していない。」

ピアノ三重奏曲第2番ハ長調Op87

ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op101

後続は第1番より形式的には明解なのだろうが、ミリキは第1番に及びません。

 

 

ヴァイオリンソナタ第1番ト長調Op78

vnが主導的に旋律をもち、pfを薄く透明にすることでバランスがとれている。第1楽章に歌曲「雨の歌」の旋律。抑制された甘美さと悩ましい優しさに溢れる。

ヴァイオリンソナタ第2番イ長調Op100

抒情的牧歌的作品

ヴァイオリンソナタ第3番ニ短調Op108

先行2作品より構想が広汎、激烈。ベトヴェンのクロイツェルは念頭にあったとおーう。

LP

シェリング(vn)ルービンシュタイン(pf)

しかし、これはvnが主導すべきをpfが主導している という指摘があった。

CD

 

 

p292

シュナイダーハーン(vn)はVPOのコンマスあがり。

スケールがより大きいライヴァルたちの全てをシュナイダーハーンがブラームスのソナタにおいては凌ぐ。ラプソディックに詩的魅力を満たして演奏。

ゼーマンは当然ながらルービンシュタインのスケールではないし、ルービンシュタイントーンも持っちない。そりでシュナイダーハーンは自分のブラームスを演れるのでせう。

ただ、拙はピアノがルービンシュタインでないのが不満。そりで、仮にルービンシュタインが伴奏したらだが、シェリングよりもっとvnは影が薄くなるんでは。

シュナイダーハーンの考えるブラームスのヴァイオリンソナタよりルービンシュタインの考えるそれのほうがミリキ的。

 

フランク ヴァイオリンソナタイ長調

ティボー(vn)コルトー(pf)の歴史的録音。

第2貼付け書ブラームスの構成感で作曲として名曲に採用。