アイーダ(S)エチオピア王女だが、今はMS付の奴隷

ラダメス(T)エジプトの若い将軍

アムネリス(MS)エジプト王女

アモナズロ(Br)エチオピア王 Sの父親

ランフィス(B)大祭司

エチオピアがエジプトに侵攻。

S、Tは相愛。MSはTに好意。

 

「勝ちて帰れ」凱旋行進曲はオペラなんちじぇんじぇんキョーミないシトもどっかで聴いたことがあるでしょう。

 

このオペラのなかのナンバーと知れば全編観てもいい気になるかもしんない。

DVD

66年ジェンチェル(S)ベルゴンツィ(T)コッソット(MS)

カプアーナ/アレーナ ディ ヴェローナ

モノクロ

当時しゅでにヴェローナ古代円形劇場野外オペラの演目。

この作品はフランスグランドオペラを消化した豪華なセットがないとはじまらない。

古代エジプトの巨大は古代ローマで何とかセットができる。

主要3役歌唱に問題なし。こりは現代では当たり前ではなくなっちまっているようにおーう。

ヴィジュアルはSはどんぎり水牛、Tは高木ブーのうえ衣装がヘン。

んが、MSは後年のきついおばはんが入ってなく、可憐とさえいえます。

バレエも男性、女性、子供しべてとても秀逸。

 

ヴェルディ:《アイーダ》 16ページ

幕開け早々Tは「浄きアイーダ」を全力で歌わされる。

 

武骨で無愛想なたった一本の上昇句だけが素材、これでTが打算とは無縁の人物とわーります。

MSは好かんが、俺に惚れてる。結婚して王国を事実上わが物に。好きなSは妾にすりゃええが。

こゆ大人の?思考ができれば、主要3役そこそこしゃーわせな人生を全うできたとはおーうのだが。ま、こりではドラマにならんぜよ。

Sは祖国愛とTへの愛情との矛盾に苦悩する。んが、解決策が三つもある。そりらをしべて試み、解決する。結局しゃーわせだーら、あんまり歌が心にしみません。

それにひきかえ、MSは一生地獄の苦しみを味わうことになる。

初登場のときに奏される管弦楽が象徴するように、高貴な生まれ、金力・権力、若さに美貌、頭脳明晰行くところ叶姉妹わざるはないはずなのに。「ドン・カルロ」のエーボリ公女の系譜。

 

こんなに熱愛してるのにTはS以外out of 眼中。切ない。

MSはほぼ出ずっぱり。このオペラはおんとーは「王女アムネリス」と題すべき。

絢爛豪華がアムネリスの悲惨を際立たせる。

 

85年 キアーラ(S)パヴァロッティ(T)ディミトローヴァ(MS)マゼール/ミラノ・スカラ座

主要3役の歌唱はヴェローナのほうが流れがいい。

Sのヴィジュアルはヴェローナよりマシだが、とうがたちかけ。

こちらのアムネリスは権高で同情はできません。Tのことなんかしゅぐ忘れてたくましく生きていきそう。

装置、スフィンクスの表情、こりが数々の美術巨匠を生んだ国の製造?。そりが動きまわるのだーらやりきれない。

 

CD

3種持っているが、かけたことはありません。画像ぬきで、聴けはしますが、満足はできないでしょう。