ピアノ独奏曲でモーツァルトは子供っぽいイメージ、前のバッハか後のショパンのほうがよく、聴きません。LP、CDとも買ったことがありません。第2貼付け書はロンド イ短調 K511を採用、ソナタから採ってない。
管弦との協奏曲だとピアノも悪くないだろう。
編曲を除き21ある。ほぼ自分の演奏会のため作曲。
拙はピアノよりヴァイオリンを好みます。ヴァイオリン協奏曲なら偽作まで聴くが、あじめてピアノ協奏曲に対したときのちもちは多杉。
選択5曲 から聴いていくことにしますた。
第20番ニ短調 K466
第21番ハ長調 K467
第23番イ長調 K488 第1貼付け書「最も完全な傑作」
第24番ハ短調 K491
第27番変ロ長調 K595
付属レコード表ではたいてい複数のピアニストの盤が掲載。
拙は流れているピアノ演奏者が誰と聴きあてる耳を持ちません。しかし、演奏者によって演奏が違うはさすがにわーります。
この本で言及のLPにすることにしますた。
カザドシュ
「粒だちのよい演奏は世界的に有名であった。
いま彼の演奏するモーツァルトは、粗大で、しばしばヴィルトゥオーソ的に強引。かつての優美さをいくぶんかでも取りもどしたい。」
つまり、当時販売のLPは過去に比してじぇんじぇんいくない。
にもかかわらず、ミーハー巨匠好きはカザドシュ・セル指揮3枚購入。
第21番、第23番
第26番ニ長調「戴冠式」 K537、第27番
第15番変ロ長調 K450、第17番ト長調 K453
いずれにもハマることはありませんですた。ただ1ヶ所印象に残ったのは第15番か第17番かはっきりしないのだが、どちらかの第2楽章。カザドシュはベートーヴェン流の強力な音で弾奏しているが、天国への階段を一歩一歩ふみしめていくような曲。
第20番、第24番
ハスキル・マルケヴィッチ指揮。
第2貼付け書付属レコード表掲載。
モーツァルトのピアノ協奏曲で短調はこの2曲のみ。
拙は2曲の暗さを好きになれません。
第27番
最後のピアノ協奏曲。
バックハウス・ベーム/VPOで聴いてもしっくりきませんですた。
この曲の真価をナットクしたのはグルダ・アバド/VPO(CD化)。
CD
第15番、第23番、第24番 ソロモン
第23番、第27番 カーゾン・セル/VPO いずれも1回斬りー。
いいというシトが多かったのでゲッツ。
ゲッツした当座は一通り楽しめますた。
ひさしぶりに第13番ハ長調 K415をかけて、第2楽章では涙が滲みますた。モーツァルトがこり以上ピアノ協奏曲を作曲しなかったら、「天才のこの分野最後を飾る傑作」になっていたでしょう。
第17番でも同様に言えます。
仮にVn協奏曲が第27番まで作曲されていたとしたら、第2貼付け書で第4番、第5番が名曲に選定はないでしょう。
第19番ヘ長調 K459以降はじぇんぶ間違いない(あのシトは今)、まあ曲により好き嫌いはあるでしょうが。
第17番
カザドシュで前述の曲は第17番。ヴィルトゥオーゾ的に弾いていない。オケ特に第2楽章の管楽器群がセル盤より聴きおとりする。オケは単なる伴奏ではないから、録音用楽団でないので録音してほしかったね。
第23番
第3貼付け書が共感。拙的にもこの曲の演奏で聴いたなかで最良。モーツァルトはショパンが受け継いだと感得します。モーツァルトのピアノ協奏曲で最高を最良の演奏だが、それでも第3楽章はだれる。
ブラームスは、モーツァルトの協奏曲のような、最良の音楽の良さはかならずしも誰にもわかるわけではない。私たちの音楽が世間にもてはやされるのは、そのおかげです ち言ったそうな。
ルービンシュタインで第20番、第24番、ブラームス第1番のどれか聴かんと許さんぞ ち言われたらブラームスを聴きます。
ブラームス第2番はあんだけ長くやったところで、おーしろくはあってもモーツァルトの天上に一瞬でも届くことはありません。他のロマン派ピアノ協奏曲ならなおさら。
拙は最良の音楽がわーらない わけでもないらすい。