霊に憑かれて か、こりは期待できそう。

老眼かい。37話あるが、幽霊関係は「山での異様な体験」だけ。M.G.C.の目的地にできるか見ていこう。

ドクロネタバレ注意 ヤな方は〇番号部分は場所だけ見てトバシ読みされたい。

①58年4月26日 旧夜叉神峠小屋

深夜7人パーティーの体験。小屋内に光源はない。

ぎゃあーっ と一声。

その後落ち葉を踏んで近づいてくる足音、戸が開いたが何もいない。

子育て中のフクロウの♀が♂に対し餌を催促してそゆ発声をするという。

足音は夜行性の動物例えばタヌキ、小屋が隙間だらけ、開き戸で建付けがいくなかったのなら風であくこともある。

②60年11月20日 平標小屋

月夜に内外丸見えの別棟トイレにいった。小屋の水場の方へ雪を踏んで下りていく足音。が、人間の姿がない。

①は暗いから背の低い動物に気づかなかったで片づけれるが・・・。

もし雪を両側に積み上げて道つけとったら見えんかもね。

平標山と仙ノ倉山との鞍部で東芝山岳会全員疲労凍死の夜、この小屋の窓ガラスの外から内をじーっとのぞいているシトがいた。外に出てみたところ形跡がなかった。そのシトはメンバーの一人だったつうあなしも引用されている。

後で人相、衣服から死者とわーったは2/5③④に続いてで繰り返し愛用されてるんだね。生きて小屋に到達できたのなら当然救援要請しただろう。しないでまた平標山を越えて戻って死んだなんち意味不明。第一窓の下に足跡がなかったんだよな。だーら幽霊というわけだが、なぜ他のメンバーの幽霊覗きにこんかったの?

幽霊になった時点で解散にしたんやない。

大源太山は未登じゃけついでに2人で行ってみるか。冬にしか出ないならお手上げだが、積雪期に限る理由はないだろう。

 

やっぱなーんも出ん。下山して貝掛温泉に1泊、翌朝請求書みたらば20万円ただし、わしら外9名様ご宿泊ご宴会代金として。なーんちて。

そりは、ただの音譜ボラーレ

 

③62年9月 建て替える前の荒川小屋

悪天で沈殿。眼に見えぬ何者かに見つめられるわ、シュラフの上から覆い被さられて盤石のような力で押さえつけられるわ、5分だって続けて眠れたもんじゃねえ。

こりまた2/5④赤岳石室と同趣向。建て替え後だが、荒川小屋に泊まったことがある。わしも何者かにのしかかられてかだらが動かん。金縛りっての?やっとのことでUh・・・Uh・・・Uh・・・Uh・・・Uh・・・Ah・・・Ah・・・Ah・・・Ah・・・Ah・・・ッち声あげたら、管理人が 寝ぼけるんじゃねえ バカスケがー。

荒川小屋で

音譜森の精 もののけ達だけ もののけ達だけ 聴いたシトはおらんとだけはいえる。

④62年11月8日千天出合の草小屋&10日北鎌尾根ピーク3と4との中間

少し前に北鎌尾根で3重遭難。小屋のほうはザックの口紐をくくり梁に吊るして寝た。翌朝ほどいてみると乾パンの袋が人の手で開けたように開いていて中味が半分になっていた。ザックの中には1かけらもこぼれていない。

ネズミが食ったとはいえないね。

小屋はなくなってるだろうから樹の枝に同じように吊るしてビデオカメラ回し続けたら、史上初の幽霊食事場面が撮れるかもな。ひとりでに紐がほどける。空中に乾パンの袋が浮き上がり、口がバリッと開かれる。んで乾パンが1個ずつ飛び出してはぐしゃぐしゃつぶれてフッと消えていく。

地面に💩になって落ちるほうがタダしい。

トイレットペーパーが散乱とは書いてない。ともあれ、幽霊も栄養補給する必要があるってか。カラスだの野良猫だののエサになるけお墓にお供えしないでちょ とはきくことがあるが、大天井ヒュッテやらで原因不明で備蓄食材が減って困っているとはきかんね。

北鎌尾根の方は新雪の降った後辿っているとちょうど人体ほどの大きさのズック布に包まれた物体を見た。この上だけに雪がなかったのだが、周囲に足跡はなかった。

遭難遺体はしゅでに処理されていただろう。生きた姿ででるんじゃなくて死体ででたわけ?

誰かがアタックするため何かデポしてたとおーうのがフツーやろ。

雪が載ってなかったのはなぜ?

ひらめき電球槍の頂上で乾杯するため甘酒仕込んでたんやね。ズック布の下めくったら電気毛布でバッテリーも大量やったとおーう。

バカこくでね。書いてないけどズック布はたぶん濡れてない。なにより甘酒製品になってるの置いときゃすむあなし。

まあM.G.C.やろうゆうバーもおるけね。どうであれハイカーに北鎌尾根は

音譜ちょっとできない相談ねー。

⑤64年10月12日笛吹川左岸、広瀬、芹沢の間の人家のない一本道。

日没後、灯火なしで夫妻で下山していると後から白衣で杖をついた人が速足で追い付いてきたので道を譲った。次の曲がり角を回ったらずーっと先まで見通せるのに白衣の人の姿がみえない。この人?が通りすぎるとき足音がしなかったのに気がついた。

3/5①横尾の岩小屋と同趣向。しゅぐ幽霊にするのは宇宙人のせいにするのと同じで思考停止。歩いているのが見えたのだーら人間でしょ。もう日が暮れた。河原におりて野営しよ で道外れたと考えるのがまともやないの。

足音がないのは?

そんなに大きな音やなかったんだろう。また、自分たちの足音だって意識して歩くか?二人で話しながら歩いてりゃなおさらのこと。幽霊と判断したから足音もなかったとおーっただけじゃないの。

⑥71年10月末ドロミティ・アルプス オムプレッタ谷

山岳撮影のためパーティーでキャムプ。日中周囲に他人はいないのは確認済。

夜半、筆者の奥さんがテントに映る何ものかの影で目覚めた。テントから外をのぞくと何かがすうっと林中に姿を消した。この夜テントから外へ出たパーティーのメンバーはいなかった。

前半目がさめたらテントに人影が写っていたとは書いてない。そんな夢を見てただけに過ぎないのかもしれない。後半も「何か」と曖昧ではあるがこっちはジッサイ見た。前半もジッサイ写ってたとして両方とも外に人間はいないのだから動物でしょ。

次の次の月夜、テントの周囲をぐるぐるめぐり歩く足音。このときテントの外はカクニンせんかった。

④の北鎌尾根のズック布に包まれた物体もカクニンせんし、筆者ココリコ田中みたいに怖がりなん?人でなきゃ動物でしょ。放牧は終了していても野生動物はいる。夜間じぇんじぇん人に動じないでじっととどまる野生動物はバラ谷の頭(別項)でシカ、切明温泉(別項)近くの車道でニホンカモシカに出合った。

同夜岩壁にこだまするハーケンの音が5、6怪。

この谷の北にそびえるマルモラダ南壁は高距2,000mを越えると書いてある。1日で登攀できず途中ビバーグになることがあるんでねえの。夜間確保を確かにしようとして打ち直したんでは。

3つともこの谷に出向く誘因にはならないね。もっとも外国にでかけてトレッキングする元気がもうないのだが。

この本には続編が出てるらしいのだが、そりにも何か不思議なあなしが載ってるか買って調べる気にはならないね。