2016年8月12日(金)快晴

9:45〜9:50烏帽子小屋

小屋の前一面イワギキョウ植栽のとこがあったと記憶していたがここだったのか。

このまま下山ではタクシー予約時間に間があきそう。計画外だが烏帽子四十八池湖沼群を再訪することにする。

 

 

ヒョウタン池 烏帽子四十八池のうち南沢岳池 モノクロ画像

いずれもリネアメント(罅 割れ目)に湛水したもの

ただ持参日地出版登山地図にこの湖沼群は特記されておらず、ハイライト部分は烏帽子岳方どのあたりか記憶してない。

短い針葉樹林を抜けると池3ヶ所(サイズ大でUP不可)。

ミヤマコウゾリナ(キク科) イワギキョウ(キキョウ科)

10:10〜10:20前烏帽子岳

日地出版ではニセ烏帽子。

烏帽子岳 南沢岳 背後立山

不動岳 船窪岳 背後針ノ木岳 蓮華岳

烏帽子岳周辺に池や湿原らしきが見えるが、あすこに行きあちこち撮影では時間切れだろう。しかとは憶えちゃいないがまあ行ったことはあるし、ヒョウタン池と大同小異だろうからここまででいいんでね。

10:40烏帽子小屋

ブナ立て尾根を下るが途中で番号表示に気づく。現れ方で烏帽子小屋が①、高瀬ダム堤が⑩と推定したが、大間違い。烏帽子小屋は⓪、高瀬ダム堤でなく濁沢手前の登山口が⑫。推定でペースを決めて危うくタクシー予約時間ひいては列車に間に合わず自宅で夕食できないところ。老い先短いのにこり以上ハンパなもん食いたくない。

ブナ立て尾根は整備が行き届き黒土が踏みならされ人臭い。樹林帯のなか展望もなくできれば歩きたくない。

11:403等三角点④

13:00ごんだ落とし⑨

浅い岩陰あり。ソバナ ゴマナ テンニンソウ

13:45登山口⑫

番号の説明あり。たぶんブナ立て尾根上方入口にもあったのだろう。

濁沢の滝

名前のとおり沢水は晴天続きでも濁っていて呑むことはおろか顔を洗うこともできない性悪さ。源頭は南沢岳その名も大クズレ。

13:55不動沢吊橋

この沢の源頭も崩壊が激しそう、土砂の押しだしがハンパねー。

渡った先でトンネルになるが、登山姿でなく荷物もないシト計5名に遭遇。一体何を観光するというのだろう。あの泥水の滝?

14:05高瀬ダム堤

アルピコ交通のタクシーが数台待機。ひょっとしたらシーズンは予約しないでもすいすい利用できるのかもしれない。14:20で予約のタクシーが上ってきて

14:10ダム堤発

14:50信濃大町駅着7,500円

15:05信濃大町発あずさ26号

18:09立川着

例えてみりゃ日本有数の美女、いや人間の尺度では不老不死だーら女神といったほうがいいか に今生ではもうまみえることはない。涙がにじんできたやろ。

正直なとこ帰りの列車でチーかまで缶ビール呑んでホッとした。神は犠牲を要求する、ときに生命。まあ拙程度のつきあいでは、膝痛・靴ずれ、アブ・ブヨ、喉の渇き、まずいメシ、くっちゃいトイレ、連日汗まみれなのに風呂なし、すし詰めの寝床、高いタクシー代くらいだが、もうないね。

神は永遠に美しいのだが、最後ということもあるし一入感動ものだったろう。

そりが、目が輝くゆうよりどーんより。

そりゃまたどーして?

一つは4度目で鮮度にかける。23年ぶりで何度も書いてるようにほとんど忘れてる。けど現れたらあああの神様のここのパーツやすぐ思い出して誤りない。絶世の美女でも逢瀬が重なれば慣れちまう。そりでおでき(湯俣地獄噴湯丘)や瞳(別項五郎池)に自分の眼をくっつけるようにしてみたり、かっこいい鼻(別項水晶岳)を下からのぞき込むようなまねをしたが、しべて無意識下にせよ自分の眼でみてしまっていたものだったのだね。東沢降下最低地点の河原さえ到達後は縦走路から白く指摘することができた。

二つには老いによるパワーの低下。すぐ疲れてどーでもよくなってしまう。

チンがホンマにチーンチーンになりゃもし女神さまのほうから♪好きよ 好きよ ウッフーンラブラブしてくりることがあったとしてもうっとーしいだけゆうとこかな。平地の旅行や登山計画がまだかなり残っとるようやが、完遂は難しいかもな。

鮮度でいうと行ったことがない県は長崎、沖縄だけ。耄碌進んであばらやで番茶ズズズーと啜ってるほうがええ。

しべてしまいやのう、ジッサイ問題として。