2015年7月14日(火)
真教寺尾根経由赤岳頂上山荘(泊)
8:30清泉寮(別項)発アスファルト車道を北上
カラマツソウ(キンポウゲ科)


シモツケ(バラ科) 木本

8:45八ヶ岳高原ラインを横断して登山道に。下草笹の雑木林
9:00林道につきあたりその林道を右へ
9:10羽衣池を指示する古い道標があり林道と分れ沢沿いに進む。
9:15美し森からの真教寺尾根登山道。町営たかね荘への分岐
9:25羽衣池

池というより池塘。木道で周回できる。真教寺尾根登山道の続きは周回路の北端に大きな道標があるのだが、見過ごし南端から天女山方面登山道に迷い込む。というのも真教寺尾根登山道は草をかぶっていてこれまでと様変わり、天女山登山道のほうがこれまでと同様の整備状況ゆえ。
9:55再び羽衣池、やれやれ
防火帯らしき場所を過ぎ登っていくと頂稜が見える場所もある。

右端小さく赤岳

子供たちの歓声が。集団登山かヤだなで進むと
10:35リフト頂上横
歓声とここまでの登山道の状況の原因に合点。くるまでリフト下まで入りリフトでここまでのほうが賢そう。
10:45賽の河原
大門沢を指示する道標(分岐)

リフト頂上よりの露岩から

いろいろなサンにこの名の場所があるが、普通石がゴロゴロ。ここはツルッ禿の赤い地面。
カラマツ植林帯を登っていく

富士山

北岳

11:50~12:10牛首山3等三角点2280m
周りシラビソ樹林だが、隙間から権現岳が見える。

赤岳

振り返って牛首山


天狗尾根(大天狗・小天狗)


真教寺尾根をはさんで反対側県界尾根にも大天狗、小天狗があります。

14:10鎖場下
主脈縦走路に出るまで鎖場が連続。雪がついている時期はちょっと嫌でしょう。こりからはしばしば撮影につきタイムは伸びてると思います。

イブキジャコウソウ(シソ科 別項)

ハクサンシャクナゲ(ツツジ科)


ムカゴトラノオ(タデ科)


県界尾根 真教寺尾根


岩稜が続く

チシマギキョウ(キキョウ科)


ミヤマダイコンソウ(バラ科)

シコタンソウ(ユキノシタ科)


イワショウブ(ユリ科)

15:10~15:30主脈縦走路真教寺尾根道分岐
ここまで遭遇下山者3名。
阿弥陀岳、中岳に見参。


権現岳 編笠山(右奥 別項)

チョウノスケソウ(バラ科) 小低木

赤岳頂上

イワウメ(イワウメ科)

クモマナズナ(アブラナ科)

15:50中岳分岐
15:55~16:10赤岳1等三角点2899m
74年、94年に続き3度目。20年毎になったが、20年後4度目は・・・

音譜

千の風に 千の風になって吹きわたっています。
権現岳 立場川本谷

16:15赤岳頂上山荘
HPあり 1泊2食8800円(税込) 予約がお薦め(℡09022147255)
デジカメなどコンセント利用1時間100円(充電器はない)
夏山は素晴らしいが躊躇するのが小屋の超混雑。最高3回になる食事が梅雨の晴れ間の平日は初回だけそれも座卓に客がぱらぱらはとても恵まれた状態でした。いつもこりならいいのだけど。
17:30~夕食


スープ、ご飯はお代わり自由。アルコールもしっかり冷蔵庫で冷えてます。
食堂は居ながらにして大展望、常時休憩可。


左端蓼科山、硫黄岳と横岳に滝雲


3度目だが、見ているうちに見たことがあると思いだしたのはこりだけ。権現岳、阿弥陀岳はすぐわかったが、実景を憶えていたからではなく位置的にまたガイド本などの画像からです。主脈縦走路や山頂の微地形となると全く忘却(突然縦走路に立たされたとしてどこかすぐ判断はできない)。サン歴の長い登山趣味家には三百名山たらも完登し、登るべきサンに悩んでいる御仁がいるかもしれないが、無用のお悩み。良かったという思い出のあるサンをまた登ればいい。コースも前回と変えればなおさらに初めてのサンとほとんど変わりはない。
金峰山夕景


20:00消灯

 

 

 

真教寺尾根は赤岳主要登山道の一つ。付属冊子にルート解説あり。
赤岳は山膚の色からであろうが、同じ発想で命名の同名高峰は大雪山、北アルプスにもあります。3者火山です。