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社内システム管理者の経験によるパソコン(Windows10)/ネットワークのトラブル対応

大阪で社内SEとして、社内システムの保守・開発やIT機器やネットワークの整備・管理をしています。
実際に起きたパソコンやネットワーク機器のトラブルを中心に対応方法を掲載していきます。
皆さんの参考になればうれしいです。

パソコンのスペックを確認しよう

CPUやメモリー、ハードディスクなどの性能により改善できることは限界があります。
まずは、自分のパソコンのスペックを知りましょう。

 

今回は『パソコンのスペックを確認する』色々な方法を記載します。

 

1.バージョン情報で基本情報を確認する

スタートメニューを右クリックで開き【設定】→【システム】→【バージョン情報】を選択
バージョン情報
CPUやOSの基本的な情報を確認できます。

 

2.システム情報で詳細情報を確認する

バージョン情報では、CPUやOSの基本的な情報しか確認できませんが、より詳しい情報はシステム情報で確認できます。

 

スタートメニューから【Windows 管理ツール】→『システム情報』を選択  
システム情報
ハードウェアやOS、ドライバー、BIOSなどの詳細な情報を確認できます。

 

3.パワーシェルでシステムの評価をする

パソコンの性能を評価する方法もあります。

 

①スタートメニューを右クリックで開き【Windows PowerShell(管理者)】を選択

②プロンプト(>)に続いて「winsat formal」と入力し、Enterキーを押す

パワーシェル
 

③計測が始まりしばらくすると終了するので、プロンプト(>)に続いて「Get-CimInstance Win32_WinSat」と入力し、Enterキーを押す

システム評価
スコアが表示されます。

スコアは1.0から9.9で評価され、数字が大きいほど高性能となります。
各項目の説明は以下の通りです。(僕が注視しているのは赤文字の項目です)

  • CPUScore

    CPUの1秒あたりの計算速度に対する評価

  • D3DScore

    Windwos10では計測されず、常に"9.9"と表示

  • DiskScore

    ハードディスクのデータ転送速度に対する評価

  • GraphicsScore

    一般的な2Dグラフィック処理性能に対する評価

  • MemoryScore

    メモリの1秒あたりの処理速度に対する評価

  • TimeTaken

    計測日時。"MostRecentAssessment"は直近のデータであることを示す

  • WinSATAssessmentState

    計測状態。"1"なら計測済み、"2"なら再計測が必要であることを示す

  • WinSPRLevel

    個々のハードウェア評価のうち、最も低い値がパソコン全体の評価として表示

上の画面例では、グラフィックスとハードディスクが弱いようです。

あまりにスコアが低く、気になるようであればそのパーツを性能の良いものに交換してもいいでしょう。

 

 


【次回】

パソコンが遅いときの対処方法(根本的に対応する編2)

 

【前回】
パソコンが遅いときの対処方法(てっとり早く、とりあえず試してみよう編)

 

てっとり早く、とりあえず試してみよう編

社内SEをしていると「最近パソコンが遅くなってきた」という話をちょくちょく聞きます。
恐らく世の中のたいていの人がそう感じたことがあると思います。
ですので、遅くなった時の対処方法を今回から数回にわたり記述しますので参考にして頂ければと思います。

今回は『てっとり早く、とりあえず試してみよう編』として、高いスキルがなくても、複雑な操作をしなくてもすぐに出来ることを記載します。
 

1.バックグラウンドや起動時に実行されるアプリを止める

◆バックグラウンドアプリを止める

バックグラウンドでアプリが動作していればCPUやメモリーを使用するだけでなく、情報の送受信によりインターネットの負荷にも影響します。
また、ノートPCを外出先で使用している場合はバッテリーの消費も早くなります。
不要なアプリはオフにしましょう。

①スタートメニューを右クリックで開き【設定】→【プライバシー】→【バックグランドアプリ】を選択
バックグラウンドアプリ Windows10
支障がないのなら全てのバックグランドアプリをオフにしてもいいと思います。
 

◆スタートアップアプリを止める

スタートアップアプリは、パソコンの起動時に自動で起動するアプリです。
必要な時に手動で起動すればいいのであれば、スタートアップから外しましょう
操作は、スタートアップフォルダーから削除するのと、スタートアップアプリの設定をオフにするの2ヶ所あります。

●スタートアップフォルダーから削除
①スタートメニューを右クリックで開き【ファイル名を指定して実行】を選択し「shell:startup」と入力し【OK】ボタンをクリック    
スタートアップフォルダーから削除 Windows10

②開いたスタートアップフォルダーに不要なアプリのショートカットアイコンがあれば削除する
スタートアップフォルダーから削除 Windows10

●スタートアップアプリの設定をオフにする
①スタートメニューを右クリックで開き【設定】→【アプリ】→【スタートアップ】を選択
スタートアップアプリの設定をオフにする Windows10

自動起動したくないアプリをオフにします。

 

 

2.ゴミを整理する

Cドライブ(OSがインストるされているドライブ)の空き領域が少なくなると動作が遅くなることもありますので、定期的に確認して整理しましょう。
 

◆ごみ箱を空にする

・ごみ箱アイコンを右クリックでショートカットメニューを開き【ごみ箱を空にする】を選択

 

◆ディスククリーンアップを実行する

ディスククリーンアップは、一時ファイルや不要になったファイルなどを纏めて消去できます。
タスクバーの検索窓に「ディスク」と入力し、検索結果の一覧からディスククリーンアップを選択
ディスククリーンアップ Windows10


【システムファイルのクリーンアップ】ボタンをクリック

ディスククリーンアップ

 

③スキャン後、削除後の増加するディスク領域一覧が表示されるので、説明を参考にしながら削除したいものにチェックを入れて【OK】ボタンをクリック

ディスククリーンアップ

上図の画面例では、WindowsUpdateのクリーンアップは容量が8.55GBytと大きく、説明から削除しても問題なさそうなので削除します。

 

④クリーンアップが実行します。(例では終了するまでに30分ほどかかりました)

ディスククリーンアップ

終了後、Cドライブの空き領域が8GByt以上増えました。

 

 

3.パソコンの設置状態や使用状態を確認する

パソコンの設置環境なども重要です。

経験上、「パソコンが遅い・・・」と言ってくる人の多くに共通する使用状態があります。

以下のように使用している状態を見直してみましょう。

◆通気口を塞がず、空気を循環しやすいように設置する

パソコンは、CPUやハードディスク、電源ユニットなどから発熱します。
排熱をするためにファンや通気口があります。
よく、筐体の通気口を書類などで防ぐように設置している人や、埃が多そうな場所(机の下の足元とか)に設置している人を見かけます。
パソコンは熱が上がりすぎると処理速度が遅くなりますし、パーツの劣化が激しくなりますので廃熱は重要です。

空気を循環しやすい環境に設置しましょう。

◆ホコリを掃除する

長くパソコンを使用していると、通気口やパソコン内部に埃が溜まってきます。
そうすると、廃熱効率が悪くなりパソコンが遅い原因になります。
定期的に確認して、エアダスターなどで埃を除去しましょう。

◆ウェブブラウザのタブの開きすぎに注意する

アプリを同時に沢山開くとパソコンが遅くなるのは皆さんも経験があると思います。
ウェブブラウザのタブも開きすぎると遅くなります
お気に入りに登録するなどしてすぐに開きなおせるようにしておき、不要なタブは閉じましょう。

◆デスクトップ上のファイルやショートカットを整理する

よくデスクトップ一面にファイルの保存やショートカットを張り付けたパソコンを見ます。

こういう状態では、パソコン起動時や動作が遅くなりますので整理しましょう。

 


【次回】

パソコンが遅いときの対処方法(根本的に対応する編1)

 

Web閲覧をすると検索履歴が残ります

会社のパソコンで業務に関係ないサイトの閲覧や、家族で共有しているパソコンでエロサイトを閲覧すると気まずくなることありませんか?
この記事では履歴やCookieを残さずにWebの閲覧をする方法を教えましょう。
 

1.EdgeはInPraivateウインドウで閲覧履歴を残さない

普通にEdgeを起ち上げた状態で、【Cntl】+【Shift】+【N】キーを押してInPraivateに切り替えると以下のような表示になります。
EdgeのInPraivate

 

2.Chromeはシークレットモードで閲覧履歴を残さない

普通にChromeを起ち上げた状態で、【Cntl】+【Shift】+【N】キーを押してシークレットモードに切り替えると以下のような表示になります。

 

 

これで、閲覧履歴は残りませんので、心置きなく検索してください。