このストーリーのはじめはこちらから。


魔ザーはあたしとダーリンが出会った頃は、

車で6時間も離れたところに住んでいて、

ほとんど会うことがなかったのに。



やっぱり北の田舎町の湖しかないような場所は

不便だという事で、あたしとダーリンの

愛の巣の超近くに引っ越してきたのよ!!

しかも、


徒歩20分くらいのところに!!



近すぎる!!!



でもね、でもね。



魔ザーが引越してきたばかりの頃は、あたしは

そこまで振り回されてなかったから別に

そこまで大事だとは思わなかったの。



これからウェディングの準備に色々協力してもらうのに、

近くに住んでいたほうがいいかしら~?

くらい思ってたの。



今思えばとんだあふぉうだったわよ、あたし。

そんな考え、超あまかったわ....



そして、魔ザーが近くに引っ越してきてからは、

あたしと彼女の関係は急な下り坂に....









このストーリーのはじめはこちらから。



ダーリンとは付き合いだしてから10ヶ月目の

バレンタインデーの日に、プロポーズをされたの。


自慢するわけじゃないけど、1.5カラットある

大きなダイヤの指輪をサプライズで差し出されたときは、

そりゃーそりゃー嬉しかったわ。ラブラブ



嬉しかったのはダイヤがどうのっていうより、

この人と将来ずっと一緒にいられるっていう事が

とっても嬉しかったのよね~。


(ダーリンと一緒にいられる、イコール狂った魔ザーとも

付き合っていかなきゃいけない、な~んてこの頃

全くかんがえていなかったわ....)



もちろん、プロポーズされたとき、


YES!!!


とあたしは言ったのでそこであたし達の

婚約が成立し、皆に報告する事になったんだけど。



それでまた魔ザーに会いに行く事になったの。


むっ



魔ザーには、まず 「指輪を見せて頂戴!」

と言われたので、見せると

「綺麗ね~。」とかなんとか。



そしたら。



「私の婚約指輪はね、こういった形で、あーで、こーで、etc etc etc...」



ってあたし達の婚約は、そっちのけで、

自分の指にはめてある婚約指輪について永遠に語りだしたわよ。ガーン



しかも、その婚約指輪、オチがあるのよ。



魔ザーは、あたしのダーリンのパパとはとっくのとうに

離婚していて現在の旦那と今は結婚してるんだけど。



魔ザーは、未だにはめている婚約指輪は、

現在の旦那からもらってものではなく、

大昔に離婚したダーリンのパパからもらったもの。


あせる


ひょぇーーー!!


そんな指輪をよ?

今でも毎日していて、しかも今の旦那の前で

あたしの婚約指輪はこーでね、あーでね、って自慢げに

話すのよ。



ありえねー!!



っていうか、その指輪の自慢話を聞かされたときは、

あたしは勿論てっきり今の旦那にもらったものだと

思ってたの。



で、後からダーリンのパパと話をして、そうじゃないって

わかったんだけどね。



魔ザー、やっぱりぶっ飛んでるわよ。



そして、そんなぶっ飛んだ彼女は

あたしとダーリンの家の近くに

引っ越してくる事になるの!!














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あっつ~い夏は通り過ぎ、

さっむ~い冬、魔ザーに会いに行く事になったの。

魔ザーは、あたしとダーリンが住む街から車で6時間くらいかかる、

かなり北の方の寒い田舎町に住んでいたの。

っていうか、その頃はね...

(後で彼女は引っ越すんだけど、その話は後で書くわね。)

湖に面した素敵な家に住んでたんだけど、

彼女の手料理をご馳走になりに...

なーんてわけがなく。


彼女、料理は一切できないんだから。

さすが魔ザーでしょ?

ってなわけで、またもや適当なレストランで待ち合わせ

する事になったんだけど...

この会う約束をしたのは、ちょうどクリスマスあたりだったの。

あたしは寒い冬に備えて、とバナリパでフカフカのニットのセーターを

彼女のために買ってから約束の場所へとむかったの。

そして。



再会!!

........

ゑ?!!!

ちょっと?!!!

何よ、その格好は?

ギャグ?

彼女の着ていた洋服といったら....


下は黒の皮のパンツに、上はアズキ色のキャミソールのようなトップ。


おい!

あたくし、またもや目が点になったわよ。目

っていうか、外は-5℃とかっていう寒い北国よ?

一般ピープルは厚手のセーターに帽子に手袋にマフラーに、

って防寒してるのによ?

なのに魔ザーだけ一人、常夏の格好。叫び

しかも下の皮パン、1960年代からそのまま飛び出して

きちゃったのかしら?っていうくらい古臭いかったしぃー。

ファッションセンス、すべりまくりもいいところよ。

何を考えてるのかしら?!!

全くわけワカメだわよ。

寒い冬に備えて、ってフカフカのセーターを

わざわざ買いに行った意味なし!

んもぉー!!!

私のダーリンもさすがに

「彼女は一体、何を着てるんだろう...」

って私の耳元でボソボソって呟いたわ。

それでもあたしが選んだっていうセーター

はあげたら喜んでいたけどね。

はぁ~...

私はダーリンの事超愛してるけど、

彼、ファッションセンスはあまりないのよね。

でも、これでどうしてだかわかったわよ。

魔ザー...

こんな狂った女を母に持つダーリンだけど、

この後すぐに私にプロポーズをしてくれるのよ。