ただ立つということは、
案外難しく、

多くの方は
無駄な力みが入っています。

そして、

無駄な力みが、
体力を消耗させたり、
痛みを引き起こす原因にも
なります。

そして、
無駄な力みが
発生する原因は

筋肉をつけなければ
ならないという思い込み。

また、
力を入れることにより、
輪郭がしっかりする

というか、

分かりやすくなります。

なので、
この分かりやすさを
求めて、

無意識に力みが
増えていくということも。

力を入れると、

分かりやすく、
安定した気がするのですが、

実は、
この状態は
とても弱く、

怪我もしやすい。

力を抜いて、
ただ載せるように、
立つだけ。

足も安定させようと、
横に広げて、

突っ張らない。

両足に体重は
載せない。

足は前後にずらし、

体重は片足に。

平行にした時も、
突っ張らずに
ただ載せるだけ。

このような
自然体の状態を

信用できるようになると、
次元の違う力が

発揮できるように
なります。

すると、
必要なものも
明確になっていく。

そして、
移動する時も
蹴らず、

重心を利用し、
地球の力を借りて

移動する。

筋肉の力は
最小限に抑え、

いろいろな
エネルギーを
利用させて頂く。

こういう話は
頭では分かりにくいかも
しれませんが、

無意識下では、
身体は
分かっていますし、

継続していれば、

身体は本来の
状態に近づいていき、

感じることが
できるようになります。

まずは、
出来なくていい

というところから
スタートしましょう。

みんな出来てる。

とか

成功しなければならない。

結果を出さなければならない。

成果を餌に

煽られ、
動かされる人生では、

一生喰い物にされますし、
安心が得られなくなります。

自分が本当に
求めているものを知り、

そこに向けて、

ただ立つところから
スタートする。

地に足をつけた
取り組みをしていきましょう。