坂の上の雲 | くるすけの A Mi Manera

坂の上の雲

待ちに待った放送開始です。

NHKスペシャルドラマ ”坂の上の雲”

歴史好きのオヤジの影響で、幼稚園児のころから、

”日曜8時のチャンネルはNHK”

そう、大河ドラマでした。

だからダンス甲子園もダイブッコンも見たことありませんでした。


最近の大河は、歴史ドラマというより現代劇に成り下がってしまったので、
全く見ないようになりましたが、久々にハマっています。

「坂の上の雲」との出会いは学生の頃。

司馬遼太郎氏の作品は、幕末モノ中心によく読んでいましたが、
私と同じく、歴史好きの兄貴に、


歴史好きで、愛媛県人やったら、「坂の上の雲」を読んでなかったらモグリやぞ!」
と言われたのをきっかけに読んでみた。
(実は、兄貴も飲み屋で仲良くなった見知らぬオヤジにそう言われたらしい)

ドラマの放送が始って、また読み始めています。
これで通算4回目くらいでしょうか?

この作品の映像化は、無理だと思った。

まず、魅力的な人物が多すぎる。
そして、戦争シーンのスケールが大きすぎる。

秋山兄弟と正岡子規の三人に絞るのであれば、映像化は可能と思うが、
「坂の上の雲」の世界観は、その三人にとどまらない。

東郷平八郎、乃木稀典の両司令官はもちろん、
児玉源太郎、大山巌、広瀬武夫、長岡外史、夏目漱石、高浜虚子、小村寿太郎、陸奥宗光、
ロシアの軍人たち、などなど・・・

特に、これからどう描かれるのか(描かれないかもしれないけど)期待したいのは・・

広瀬武夫とアリアズナの恋とその最後。
秋山好古とロシア軍人との交流。
児玉源太郎の孤軍奮闘と苦悩。乃木に”あの決断”をどう切り出すのか・・・
大山巌の大きさ。一軍の将の”あるべき姿”とは?
小村寿太郎と日英同盟。
子規と漱石の友情。子規の最後と虚子らホトトギスの仲間たちとの交流。

そして戦闘シーンをどこまで描くのかも気になる。
特に、旅順攻略をどう描くのか?
司馬遼太郎は、日露戦争を通して、明治の日本人像を見事に描いている。
そして、この戦争が、日本の昭和における悲劇の始まりでもあるとも主張していると思う。

日露戦争における日本陸軍の戦闘を通し、日本陸軍の根本的な体質が、
日本を太平洋戦争へ引きずり込む原因であったと描いている。

果たして、旅順要塞攻略は、どのように描かれるのだろう。
映像化、難しいでしょ?
映画「二百三高地」でも描ききれたかどうか・・。
奉天大会戦とかも描いて欲しいけど・・・難しいだろうな・・
もちろん日本海海戦もそうだけど、
でも、それにいたる登場人物たちの苦悩と努力をしっかり描いて欲しい。

日本の存亡をかけ、その命運を背負った人たちの姿を。
そして、国内で活字という武器で戦い、自らの文芸を更なる高みへ昇華させていく、
文人たちの戦いも・・。


で、映像化といえば、やはり気になるキャストですが・・・
軸となる3人は、最高!私は文句なしです。

好古役の阿部寛さん。背も高いし日本人ぽくない顔は好古のイメージどおり。
本当はフランスでチフスにかかって、頭髪が全部抜けてしまうのですが、さすがにそれはなかった。

真之役の本木雅弘さん。天才肌の真之のイメージどおり。
ただ、”天才”っぽく、もっと変人に、はっちゃけてほしい。

正岡子規役の香川照之さん。コワくらいにハマってます。ヤバいです。
毎度この方の役作りと演技力には驚かされますが・・・
これから子規が、残された時間をどう生き、どう死んでいくか、期待します。

その他のキャストも申し分ないですが・・・

あえて言わせて欲しい。

東郷平八郎と児玉源太郎は・・・・ちょっとちゃうやろ!!

渡哲也さん、カッコよすぎです。東郷j平八郎を美化しすぎてるっていうか・・・
あんなに背が高くないやろ!
優秀なんかそうでないのか?一見して分からないところが東郷平八郎なんでは?

高橋英樹さん、桃太郎ザムライですか?
児玉源太郎は天才肌で小柄で、苦悩の人ですよ。正義の味方ではありません(笑)。
大人物すぎるんですね・・・もっと人間味のある人物として描かれていると思うのですが・・

本は今5巻。児玉が乃木との苦悩の対談をするところです。

正月は、坂の上の雲ゆかりの場所を巡ろうかと思っています。