サイクルロードレースの世界:ミラノ~サンレモ | くるすけの A Mi Manera

サイクルロードレースの世界:ミラノ~サンレモ

日本の一般の方は、

サイクルロードレース=ツール・ド・フランス

という図式あるのでは?と思います。
私もそうでした。なんせメディアではそれしか紹介されないんですから。

でも知れば知るほど奥が深いサイクルロードレースの世界。
もっともっと楽しい世界があるのです。

今シーズン私がTVで見たものからご紹介。

3月21日に開催された、ミラノ~サンレモ。

レースの種類としては、一日のレースの結果で優勝者が決まる
「ワンデイレース」というカテゴリー。

ちなみにツール・ド・フランスのように、何日間のレースの推計タイムやポイントの積算に
よって勝者が決まるのは「ステージレース」と呼びます。

そして、ミラノ~サンレモは、レースの格付けとしては「ヒストリカル」。
その名のとおり、昔からやっている伝統のあるレースとのことで、
イタリア人選手にとっては、ワンデイレースの中で最も格が高いとか。

ミラノをスタートしサンレモまで、300kmを走ります。
高低差はあまりないコースなので、超ハイスピードレースとなります。
地中海沿岸の美しい風景とは裏腹に、長い高速巡航が要求され、
ゴールはほぼ集団のままスプリント勝負へとなだれ込みます。



ゴール前に設定された二つの丘。
勾配はあまりきつくはないものの(あくまでもプロのレベルですよ)
その丘をアウターローで、スプリンター達が駆け上がってく姿は圧巻!
解説の栗村 修氏曰く、
「ラルプ・デュエズ(ツール・ド・フランスの超有名な峠。20を超える急勾配の九十九折が続く超難関峠)を自分のペースで登るより、ある意味キツい」とのこと。


そしてゴール前のハイスピード状態の中での位置取り。
この駆け引きもスリル万点です。

そして優勝はマーク・カベンディシュ(TEAM COLUNBIA HIGHROAD)
こっから届くか!?という脅威のスプリントを、もう一度ご覧ください。


最後の最後でカベンディッシュに逆転されて、ビッグタイトルを逃したハウッスラー(CERVELO TEST TEAM)。
ゴール直後にバイクを降り、地面に倒れこみう蹲っているのが映っています。
彼はチームのエーススプリンター、フースホフトを勝たせるために先頭にでましたが、フースホフト
の前がつまり、出られなかったので、一瞬待ちますが、その後瞬時に自分が勝つことを選択。
しかし、その一瞬の躊躇がゴール直前に差される原因になりました。

その差ほんとにホイール分!

倒れこんだのは、全てを出し切ったオールアウトの状態と、
彼の人生を変えるであろうビッグタイトルを逃した悔しさが入り混じったのでは?
くるすけの   A Mi Manera


でもカベンディッシュ、本当に強い!
ただ、グランツールでポイント賞を獲るには、完走できることが必須。
そのためにはヒルクライム能力をつけなければ難しいようです。