キャンプに行こうよ!:親育てキャンプ③ | くるすけの A Mi Manera

キャンプに行こうよ!:親育てキャンプ③

サブテーマはなんでしたっけ・・・


長い間お休みしていたもので・・・   再開します。



伝承力の話。


「あなたは 子供たちに 何を伝えることが できますか」


私をアウトドアの世界に引き込んだ雑誌”Outdoor”(山と渓谷社)の2001年11月号

これが最後の号となった11月号のテーマタイトルだった。


現在も生き残っている某誌のように、最新ギアや道具の紹介ばかりの内容でなく、

”自然の中を旅する”ことをテーマとし、里山から自然、そして地球についてまで考えさせてくれた、

なかなか硬派な雑誌だったので、廃刊となった時、とても悲しかったのを覚えている。


このサブタイトルが、当時独身だった私にはピンと来なかったが、

親となった今、とても響くものがある。


私の父親は、瀬戸内海の島の、貧しい漁師の家に生まれた。

私のスポーツ好きは、スポーツ万能だった彼の影響であろうが、

こと、アウトドアに関しては、やはり海に関するものが多かった。


シュノーケリングや魚突き、釣りやもちろん、

操船技術や潮流の見方、山立てなど。

ついには、彼の判断ミスによって海で命を落としかけ、

海の恐ろしさを身をもって体験させてもらった。十六歳の夏だった。


おかげで自分がある程度の経験をしているので、

ある程度のものは教えることができるのではないかと思う。


こと水においては、どこまでが危ないのかの判断は、およそ自信を持っている。

私はたとえ長浜の三角浜であっても、ライフジャケットをつけて子供を見ている。

それは自分が泳げないからではなく、子供に何かあったとき、

信頼のおける浮力体なしで助けに行くなどという自殺行為をしたくないからである。


公園の遊具を登るときも、子供には三点支持 を教えている。

おかげで娘は大の木登り好きになってしまった。

三点支持は、子供の頃の遊びの中で身に付けたと思うが、

大人になって山に登り始めたとき、経験者に教えられて

「ああ、これのことやったんか」と思った。



クライマーを主人公にした漫画「イカロスの山」(塀内夏子 作)で、

冬山登山をする理由を聞かれた主人公は答える


「”危険”と”困難”は違うんだ・・・」


危険は自分の力では乗り越えられないもの。

困難は自分の力で乗り超えるとこができるもの。


その判断基準は?


それは経験だと思います。


何が危険なのか、どこからが危険なのかが分からないので、

全てが危険と判断し遠ざけてしまう。


子供にはいろいろな経験をさせて人間力を身に着けてさせたいものです。


そのためには、親がまず経験しなければ・・・。


どんな小さなことからでもいいから、まず経験して子供達に伝えてあげましょう。



あなたは 子供たちに 何を伝えることができますか?