お盆:山口県沖家室島
今年もお盆に山口県の周防大島(以下:大島)へ行ってきました。
くるすけの両親は、二人とも大島の出身です。
くるすけの出身地は愛媛県なんですが、お盆休みは毎年必ず親の田舎に行ってたので、
くるすけの頭の中には、夏といえば大島、夏といえば大島という方程式が出来上がってしまった。
オヤジが交通事故で大ケガをした年、大島へ帰らなかった夏が30数年間に1度だけあったんですが、
なにかしっくりこないというか、夏らしくないというか、すごく中途半端で夏が終わってしまったと感じた
ことがありました。
今年も兄キの家族も交えてにぎやかなお盆になりました。
いとこのお兄ちゃんたちと早速大騒ぎ。神戸にいるので会うのは盆と正月くらいだけど、
子供たちはすごいね。スグに仲良くなって遊んでる。
兄貴の息子二人は、さすが街っ子というかヘアースタイルも今ドキです。
山の上のお寺にあるお墓にお参りに行きます。
お墓を維持するのって結構大変で、沖家島のように僻地だと、お墓参りしたいけどできない方も
多いそうです。まだ島に寝泊りできる家がある我が家はまだいいほうで、すでに家がない方は
お墓参りだけに関西や関東から毎年帰るだけでも大変でしょう。
最近の沖家室島では、島にある泊清寺の住職さんがいろいろと活動をされ、ゲストハウスを作り
多くの島の出身者の方が帰省できるようがんばっていらっしゃるようです。
お墓があるお寺からは島が一望できます。奥の橋は沖家室大橋で、大島とつながっています。
くるすけが小学生のころまでは、瀬戸丸というと渡船で行き来していました。
さあ、子供たちは待ちに待った海だ~!
昔に比べたら少なくなったけど、海の中は魚がいっぱい!
水族館でない、リアルな魚を見せてあげたくて覗きメガネを使わせました。
実は百均なんかで売っている虫かご(虫の観察箱?)の下の部分なんです。
沖家室ぐらい海がきれいならこれで十分。結構見えます。
子供にラッシュガードを着せているのは紫外線対策もありますが、ここ沖家室の周りは潮が早いので、
海が冷たいのです。素肌で泳ぐのはキツい。
だからこれだけの魚影があるのでしょう。
人間に厳しいところほど自然が残っているということ?
やっぱり自然を破壊するのは人間なのね。
ちなみにくるすけがライジャケを着て泳いでいるのは決して泳げないからではありません。
泳ぎには自信がありますが、子供にもしものことがあったとき、
「何の浮力体も持たずに子供を助けられるほど」の自信はありません。
ていうか、そんなことができる素人がいるか?
実はくるすけが16歳の時、この島の裏で溺れて死にかけたことがあり、
その時の経験から、海に対する姿勢は180度変わりました。
それは海から遠ざかったわけではなく、海で遊ぶために何をすべきかということを考えるようになったのです。
海、川問わず、ライジャケは遊ぶ子供も見ているだけの大人も必需品です!
「見ている」と砂浜で日傘を手にすわっているママ!
海パン一つで浮き輪の子供を沖に連れ出しているパパ!
”今”子供に何かあったとき、あなたは”今、この瞬間”子供を助けることができますか?
何かあったとき、その責任は?海水浴場の経営者ですか?警備員ですか?
自分と愛する者の命を守るのは親の使命ですよね。
くるすけは「これで大丈夫!」という自信はないですが、想定できることへの準備はしているつもりです。
ライジャケは水遊びの正装!これ絶対ですよ!
夜は島の盆踊りです。kurukuruも一緒に踊ります。
くるすけの両親が若い頃は、盆踊りの輪が三重、四重になり、明け方まで踊り続けていたそう。
今は港やグラウンドで踊っていますが、昔は青年団が引き潮のとき、遠浅の砂浜に土嚢を積んで
即席の埋立地を作り、そこにやぐらを立てて踊ったそうです。
夜に満ちた潮が踊りの輪を囲み、提灯の灯りが真っ暗な海面に映り、それはとても美しい光景だったそうです。
つまり、それだけの規模のイベントができるだけの人、それも若者が大勢いたということで、
現在の地域格差の問題は改めて浮き彫りになりました。
このリアルは「ぼくの夏休み」を、子供たちにいつまでも伝えていきたいなあ。




