したきりすずめの新解釈?笑 | まいにちとことこ♪

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子供の時に読みました。
すずめがのりを食べちゃって怒ったお婆さんに舌をちょんぎられ、お婆さんはその報いを受けるというような話だったと思いますが、
当時の感想は
(のりなんて美味しいのかな??(~_~;))とか
(舌を切られたらどれだけ痛いのかしら(@_@;))でした。

昨夜佐藤愛子さんの「そしてこうなった」を読んでましたらこんなことが書いてました。

今の若いお母さんたちがこういう残酷な童話はうちの子供たちには見せたくありませんわね、おっほっほ♪と会話していたらしんです。
それもあまり好感の持てなさそうな、多分シロガネーゼや芦屋マダムみたいなタイプだったと思うんですが、笑

「のりをなめたというだけで、すずめの舌をちょんぎるなんてひどい」
「お話に品がない、大きいつづらを選ぶのもねぇ。。」
「それも途中でつづらの中にどれだけ宝物が入ってるか覗くんでしょ。」
クスクス、、、下品ねぇ。。。というマダムたちの会話を聞いてて件の佐藤センセの感想が面白かったんです。

小雀がペロリとなめたのりは長年貧乏世帯をやりくりしたおばあさんがお釜の底のご飯粒を集めて作ったのりじゃないか。
おじいさんは無欲な正直者となってるけど、働きもせずに雀なんか拾ってきて可愛がってる甲斐性無しに違いない。
そんな爺さんと何十年も一緒に暮らしてみろ!
イライラが募って雀の舌くらいチョン切りたくなるのが自然の情なんだ。
貧乏に苦しむ婆さんが大きなつづらを選んで何が悪い。
家へ帰るまで待ちきれずに道端で覗いたというその哀切な気持ちが分からずに主婦といえるか!
~中略~
お婆さんが舌をチョン切ったのは積もり積もった挙句の爆発!雀どもの大つづらには悪意が込められている。
一体本当に残酷なのはどっちか?


諸手を上げて「!(^^)!そうだそうだ!」とまでは思わないけど、
「ふーん♪なるほどなぁ。。。(^^ゞ」と思わせてくれる解釈でありました。

それにしてもこの人は面白いなぁ。。
こういう解釈をして文句を言えるのもこの人の背負ってきた人生があってこそですよね。

最後には現在この大きいつづらの中からお化けが出てくるシーンが子供によくないとかでゴミの山が出てくるように変えてるものがあるという事を知ってまた激怒されてましたが、、
「そんなことで傷つくような子供は生きていく資格がない!」「下手の考え休むに似たり」
・・・うーん、、ここまで言えたら気持ちいいやろうなぁ。笑