霊能占い師のくるたんです。
月イチ更新になりそうなこの頃。
【幽霊お悩み相談所シリーズ】
前回、精神と時の部屋（保護室）に入った女性と入れ替わりでやってきたのが
死んでもスピリチュアルを信じない男性でした。
自営業をやっていて営業が得意で
いわゆる成功者の部類の人。
なぜ自分がこんなこと（浮遊霊）になっているのか理解できない。
理解したくない。
こんなのは嘘だ、幻だ、って人でした。
もーーーーーーー
とにかく霊能事への
偏見がすごい！！！！！
霊感商法が大嫌いで、
霊能者はみんな嘘つきだと思いこんでる人です。
酒タバコと不摂生がたたっての往生でした。
自分の人生に自信があって
良く言えばバイタリティ溢れた活動的な人。
悪く言えば自分中心で唯我独尊の人。
そんな人がわたしのところにやってきました。
もーね、
表面はにこにこしてても
その裏の猜疑心が透けて見えるから
胡散臭いことこの上ない。
さて、どうやって俺を成仏させてくれるのかな？？
（どうせ無理だろうけどｗ）
っていうお試しで来てる感じ。笑
そういうのバリバリ伝わってきます。
（ちなみにリアル社会でも腹に一物持ってるのは分かるよ。）
（面従腹背の人は“バレてる”ことを知っておいたほうがいいかもね。）
（バレててもそういう人なんだなって思うだけで大概の霊能者は態度変わらないから。）
わたしがそういうときにすることは
相手に自分の話を話してもらうことです。
まあ壁があるから一筋縄じゃいかないけどね。
でも霊魂になると肉の壁ガードができなくなるから
めっちゃストレートに全部伝わってきます。
この人はね、
とにかくなんか不満だったの。
人生に対して。
成功者と思われるような経歴をしている。
自分を愛してくれた家族もいる。
やりたいこともだいたい出来た。
なのになぜか成仏できない。
なのになぜか浮かばれない。
なんでなんだろう。
どうしてなんだろう。
俺の何が悪いんだ？
いや、俺は悪くないはず。
この世界のほうがおかしいんだ。
でも、
なんか不満なのは変わらない。
なんか
ずっと満たされない。
なんか
幸せそうなやつがムカつく。
なんか、なんか、なんか。
なんで俺成仏できないんだろう。
そんな感じの心情でした。
んで、大嫌いな霊能者のとこにやってきてみたわけです。
俺のこの不満、どうにかできんの？？
ってわけで。
単刀直入に言うと
物質世界のことを重視しすぎて
精神世界のことをないがしろにしたからこその不満でした。
見えない世界を邪険にしすぎた。
前世を見てみると
平将門の忠実な家臣でした。
将門公の男気やあり方に心酔してた。
だからこそ自分も
って今回の生に望んだんだけど
あまりにも物質世界に傾倒しすぎて
大好きだった将門公のことも忘れて
スピリチュアルを全部敵にして
成功していない人を馬鹿にする人生でした。
この人に一番聞いた言葉はこれ
「今のあなたを将門さんが見たらどう思う？」
もうわかりやすく顔色が変わって
悪夢から目が覚めたみたいな顔になってた。
そこからの変わりようがすごい。
不満だらけだったのに
自分に足りないものが次々にわかってきたみたいで
修行したい！！！
って感じなったの。
前世を思い出したんだよね。
昔自分が憧れていた人を思い出して
初心に返る感じ。
そうだった！
俺、あの人みたいになりたかったんだ！
って思い出す感じ。
少年みたいなキラキラしたオーラになってた。
修行場として鞍馬山と高野山紹介したけど
（スピの知識がまったくない人生だったから
どうすれば修行できるかとか全く知らなかった。）
高野山の方に行ったみたい。
空海さんのお膝元で真摯に修行するんじゃないかなー。多分。
わたしの体感だと
鞍馬山は体育会系のムキムキ修行場っぽい感じ。
高野山はまだ行ったことないからわからないけど、
イメージだと肉体、精神どちらもバランスいい感じに思えた。
スピリチュアル初心者向けは
高野山なのかもね。
死んでも霊能事を信じない人っているんだなぁって思ったよ。
理解できない感じ。
なんで？
なぜ？？？？？
なんで死んでるのに
ここにいるの？？？？
そこで止まって
フラフラさまよってしまう。
ちなみにその男の人は
法事とかもきちんとされてたみたいだから
悪霊堕ちはしなさそうだったよ。
ただ、
なぜかわからないけど
成仏できない。
そんな感じ。
お経とかお葬式って
成仏させるためというより
悪霊にならないためのものなのかもな
って思った。
守られてるんだよね。
霊魂にガード（膜）みたいなのがついてて
悪い波動には引っ張られない（染まらない）感じ。
前回の女性はそういうのなかったのね。
本人自体も引っ張られやすい体質だから
めちゃくちゃ影響受けてた。
本人の気質も結構あるのかもしれない。
自分が一番！
ってタイプの人は自分が納得しない限り
何事にも染まらなそう。
本人に心残りがあると
どんなに手厚く送っても
現世に残ってしまうんだね。
送る側がダメだったとか
そういうのは基本ないみたいだな～。
生きてる人のお見送りは
あくまでもサポート。
その人が成仏できるかどうかは
死んだ本人の満足度による、
みたいな感じ。
誰にも見送られなくても
満足してればすっと成仏できるんだよね。
サポートしてた存在（守護霊とか）も一緒にいるし。
ただ、あまりにもスピリチュアルを排除しすぎると
いざ死んだときびっくりするんだろうなって思うよ。
は？？？
なにこれ？？？？
自分って
消えるはずじゃなかったの？？？
みたいな感じでー。
世界って事細かに分かれてるから
本人が設定してきた霊魂のあり方になるとは思うけどね。
ここは日本だから
日本的な設定の人多いだろうし。
（三途の川とか、渡し船とか）
ここから話ずれるけど
やっぱり
「あなたの正解と
わたしの正解は違う」
っていうのがスピリチュアルでは
めちゃくちゃ大事だなって思うよ。
言葉を強く言えば
あなたの中ではそうなんでしょうね、
あなたの中ではね。
この精神性が大切。
これがポジティブな意味で使われてるんだよね。
スピリチュアルって。
何が正しいのか、ではなくて
わたしは何を信じたいか、という世界。
このメンタリティもっと広まれ～～～～～！
生きるの楽になるぞ～～～～！
本気で魂のそこから
霊魂なんてないって設定してきた人は
不満があっても
死んでもそのまま消えるだけだろうしね。
今回の人は魂の願いは
「物質精神ともに成熟したい」だったから
死んでも消えずに
心残りだった精神修行を
死んでからやることになったってことです。
わたしのとこに来たってことは
もともとは素直で優しい人なんだと思うし。笑
ひねくれてる人は
わたしのところには
バカバカしくて最初から来れない。笑
守護存在さんも
この人に対してサポートしてたと思うだけど
聞く耳持たなかったんだろうなぁって思うよ
幻聴の類に感じてたんじゃない？
こんなの聞こえるはずない！
って。
どこまでも目に見えるものしか信じなかった人生だったんだなぁ。
今は
修行場で
同じような霊魂と切磋琢磨しているようです。
まだ修行中みたいだなぁ。
というところで
今回のお話はおしまいです。
面白かったと思ったら
いいねとフォローお願いします。
【幽霊お悩み相談所】の
本を出版したいです！！！！！
出版社さんとのつながりある方は
紹介よろしくお願いします
霊視メニューなどはこちらから