龍くんと喧嘩して、
食器洗いに「お金払って」と言われたとき、
私は
「私が喜ぶからプライスレス（＝ただ）だよー♡」
って誤魔化した。
でもね、そのときは誤魔化してる意識なんてなかったんだよ。
ただ単純に、
「私が喜ぶことが報酬」っていうことを言ったつもりだった。
でも、あとから思い返してみて、
「あ、
私、誤魔化してた」
って気がついちゃったの。
お金払って、って言われたなら
素直に気持ちよく払える分払えばよかったんだよね。
（龍くん以外にはそうできるし）
金額は関係なくて、
相手が「お金払って」って言ったなら
自分が気持ちよく払える分払えばよかったんだ。
でも、龍くんには払いたくなかった。
他の人には払えるのに、
龍くんには払いたくなかった。
でも、
そんなこと言ったら
誤解されて
ケチだと思われて
パートナーだからタダ働きさせるのかって思われると思った。
だから、耳障りのいい言葉で誤魔化した。
「私が喜べばそれでいいでしょ？」
って。
本音は
「払いたくない」
「龍くんには払いたくない」
それだけだったんだから。
そう素直に伝えればそれでよかったんだ。
真正直に伝えて、
「じゃあやらない」
って手のひらを返されることが怖かった。
それって龍くんのこと、
「あなたは大切な女性のためであっても
お金払わない（メリットがない）と動かない人だと
私は思っています」
って、バカにしてることと一緒なんだよね。
どうせあなたは私のために動けないでしょう？
どうせあなたはお金がないと動けないんでしょう？
どうせあなたは自分が得することがないと嫌なんでしょう？
どうせあなたにその力はないんでしょう？
それを伝えてることと一緒なんだ。
「払いたくない」なら
「払いたくない」でいい。
だって、龍くんのこと、
そんなケチな男だなんて思ってないもん。
好きな女性のためなら
どんなこともやってのける
スペシャルパーフェクトな男性だと思ってるんもん。
私の願いをなんでも叶えてくれる
特別なパートナーだと思ってるもん。
「払わない」
「払いたくない」
そう伝えることで
そう期待していることを伝えられるんだよね。
「お金払わなくても
当然、私の望むことをやってくれるでしょ？」
「だって、私のパートナーだもんね」
それが暗に伝わる。
私がその時誤魔化して伝えたことは
「あなたは「お金を払わない」って私が伝えたら
私の望むことをやらないような男かもしれないから、
保険をかけて「私が喜ぶことがお返しだよ」って言っとこう」
という本音なんだよね。笑
全っ然龍くんのこと信じてないね。笑
だから龍くん不機嫌になっちゃったんだね。
どうせ俺は金のあるなしで好きな女の願いを叶えられないような男だよ！
どうせ俺は金がなきゃ動かない男だよ！
どうせ俺は好きな女の願いを叶えるより金を欲しがってる男だよ！
すねちゃった。笑
最初から
「払わなーい」
「払いたくなーい」
で、良かったのに。
お金払わなくても
当然やってくれるでしょ？ ♡
だって私の旦那さんだもんね♡
って伝えたら良かったんだ。
それを怖がって、
「断られたらどうしよう」
って迷って、
「私が喜ぶからそれでいいでしょう？」
なんて誤魔化して。
はぁぁぁぁぁぁぁ。
俺をバカにするな！！！
って龍くんに怒られちゃうね。笑
これねーーー、
私の男性性を信頼してないから
こんなことになったんだと思うんだよね～～～。
私の男性性は「リスク」を取るのが嫌いで。
「損」が大嫌いで
「どうやって得するか」をいつも考えてくれている。
合理的に、
効率よく、
損しないように、
無駄なく、
いつも私のことを考えてくれている。
だから、龍くんにもそれを当てはめてしまった。
私の男性性と同じように、
「損したくないんでしょう？」
「無駄なことしたくないんでしょう？」
って無意識に問いかけてた。
だから、
「お金払って」って言われたときに、
私の男性性と重ね合わせて、
「損したくない」って言ってる！
「メリットないことしたくない」って言ってる！
「報酬（お金）がなきゃやりたくない」って言ってる！！
って誤解した。
だから、
「私が喜ぶよ」っていうメリットを出したんだよね。
私の男性性が納得するように。笑
私の男性性ならそれで納得するから。笑笑
（うわー私の底が浅いのがバレるーーー）
でも、龍くんは当たり前だけど、
私の男性性ではないから、
見当違いなことを言っていただけだった。
「「払わない」って言って
もっと俺のこと信頼してよ！」
そう言っているだけだった。
でね、面白いことに、
本当なら
私の男性性も龍くんと同じように、
「メリットがなくても動けるよ」ってことなんだよね。
私が私の男性性を見くびっていただけだった。
昔の幼い頃の男性性をずっと引きずって
「あなたはメリットがないと動かないでしょう？」
「私の喜びだけでは動けないでしょう？」
って私の男性性をバカにしてた。
もうずいぶんかっこよくなって
「お金とか関係なく、私の女性性の望むことをやるよ」
ってサイン出してるのに、
私がいつまでも
「いや、私の男性性はきっとメリットがないと動かないはずだから」
ってかっこよくなってる男性性を無視してた。
だから、私の鏡である龍くんが怒ってたんだろうなぁって。
「そんなケチな男（男性性）じゃないよ！！」
「そんな情けない男（男性性）じゃないよ！！」
「俺（私の男性性）はどんなことがあっても願いを叶えるよ！！」
そう体を張って伝えてくれたんだと思う。
思い込みが激しいから、
自分から自分のことなかなか信じてあげられなかったんだね。
いや、私はもっとケチなはず。
メリットがないと動けないはず。
って。
なぜか幼い方の自分ばかり信じていた。笑
龍くんがかっこよくなったように、
私の男性性も同じようにかっこよくなっているはずなのにね。笑
パートナーは鏡だと言うけれど、
本当に本当にそうだと思う。
私が自分のことを信じてなかったから、
龍くんのことを信じられなかった。
パートナーを信頼することは
自分を信じることと一緒なんだ。
今のパートナーを選んだ自分を信じる。
世間の正解とか、
成功している人の正解とか、
信じなくていい。
私はその日「払いたくなかった」。
それを伝えるだけでよかったのに。
相手に払えないということは
自分に払う価値がないと思ってる。
とか
お金を払うから
自分を信頼できる。
とか
一般的に言われてる成功するための定義なんてどうでもいいんだ。
何よりも私が感じたことを最優先で大切なの。
払いたくないなら
「払いたくない」で終わり。
間違ってるのかも、とか
成功が遠のく、とか
思わなくていいよ。
だって、私が感じたことがいちばん大切だもん。
今、「払いたくない」と思っている。
それで十分。
言い訳したり、誤魔化したりしなくていい。
大丈夫大丈夫。
ちょっとずつ進んでいるよ。
私が私を受け入れる旅路。
次からはもっと龍くんを
私の男性性を信頼できるようになったはずだから♡
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