昨日は鹿島神宮に行ってきました。

 地元、益子にも鹿島神社が土地神として大切にされているので

 前からずーっと気になっていた鹿島神宮にやっと行けました!

 嬉しい!


 鹿島神宮の御祭神は「タケミカヅチノオオカミ」です。

 大国主と大国主の三人の息子に「国譲り」を認めさせたやり手の神様。


 勝負事にはめっぽう強くて仁義あふれる神様です。

 かっこいい。

 スポーツ選手や誰かと競う仕事(プレゼン勝負とか)がある人は

 一度は参拝に行ったほうが良い神社ですね。

 特にスポーツ関係のお願いは「鹿島アントラーズ」っていう

 実際に強いサッカーチームもあるし、

 ご利益は相当あると思います。



 なんで鹿島神宮に行ったのかというと、

 大好きなスピリチュアルブロガーの優花さんの

 「光の柱」の助けになりたかったから~。

 なのですが、まあ、もともと行きたかったのもあるし、

 普通に益子から鹿島まで旦那さんとドライブデートしてきました。笑

 楽しかったー!


 優花さんの記事はこちらから(*˘︶˘*).。.:*♡




 タケミカヅチってね~、なんか怖いイメージがあったのよ~。

 仁義を通さんやつはたたっ斬る!!

 みたいな。笑


 神話では国譲りに反対した大国主の息子の一人である「タケミナカタノカミ」を

 こてんぱんにしてるから(そりゃもう手をにぎるつぶすくらい)

 正直そのイメージが強くて参拝中は粗相がないように気をつけよう!

 って思ってた。


 実際に行ってみた鹿島神宮はとても静かで落ち着いていて

 荒々しい雰囲気はまるでなかった。

 ただ、大国主や恵比寿様を祀っている神社みたいな

 和気あいあいとした雰囲気はなかったけどね~。

 凛とした空気で「武士」とか「修験者」とか、

 そういう、力のある人がどっしり座っているような雰囲気を感じたよ~。


 祈祷受付所みたいなところに「剣士求む!!」って

 剣道道場のポスターが貼ってあったのは、

 やっぱり「タケミカヅチ」に縁が深いところだけあるなぁ、

 って思った。

(タケミカヅチは大きな剣を持っていてそれをヤマトタケルに授けたりもしている)



 それでね、行くまで知らなかったんだけど、

 なんと地震を起こすナマズの頭を抑えている「要石」が

 鹿島神宮内にあるということで見てきました!!


 あの水戸黄門が七日七晩昼夜を問わず掘り続けても

 石の全貌を明かすことができなかったと言われている「要石」。



 期待するよねぇ~。

 どんな大きな石があるのかな、と見に行ったら……。


 頭の部分がちょこっと見えてるだけの石がぽつんと……。



 あ、あ~。

 あれが「要石」なんだ。

 へ~。

(こりゃ、ちょっと掘れば全貌が見えると勘違いするよ……。)

 と言う感じの石でした。



 実際見に行ったら分かるけど、

 最初は「ん? どこ?」ってなるくらい地面と色が同化していてわかりづらいです。

 お金とか投げ入れてあったけど、

 ご利益あるんだろうか。


 そのあと、御朱印を貰いに行って、

 江戸のかわら版に書かれていたとされる

 絵とか伝承とか見てすごく楽しかったなぁ~。


 安政の大地震が起きたかわら版の絵の次に、

 鹿島の土地を治めていたタケミカヅチと

 伊勢神宮のアマテラスと八幡神社の応神天皇がすぐに飛んできて

 大地震に慌てている人々に

「私たちが来たからには大丈夫だ。」

「騒ぐとなお悪い。慌てるな。」

「私(タケミカヅチ)が地震を起こした鯰族を叱りつけてくる」

 って言ってる絵があって

 その次の絵がタケミカヅチが鯰たちに、

「私が不在の時にこんなことを起こすとは」

 って叱りつけてる絵があって。

(不在の時、って言ってるから10月(神無月)に地震が起きたのかなぁ、

 って思った。)

 なんか順番覚えてないけど、

 鯰(小さい普通のやつ)と一緒に要石を埋めいれている絵があって、

 それでも怒りが収まらない民衆が

 鯰をまな板に乗せて捌こうとしている絵があって、

(鯰の奥さんと子どもがそれを引き止めている

 っていうなんか悲しくなる図)

 その次がニコニコした鯰の上に微笑んだタケミカヅチがのっていて、

 雲の上から大工さんたちに大判小判を大黒様(大国主)が

 打出の小槌から与えている絵があって、

 そんで最後はタケミカヅチとナマズの首引きっていう

 力比べみたいなのがあって、

 地震のせいで興行が落ち込んだ芸者や旅役者が

 タケミカヅチを応援していて、

 地震のおかげで儲かった職人たちが

 ナマズを応援しているっていうなんとも平和な絵で終わってた。


 最後は平和、というか、くすっとできるような絵で終わってるのが

 印象的だったなぁ。

 なんか、日本の、「最後はみんな笑って、おーしまい(ちゃんちゃん♪)」

 みたいな精神が絵に表されていてすごく好きだなぁって思った。


 辛い、悲しい、だけじゃなくて。

 最後はちょっぴり微笑んじゃうような終わり方。

 すごく好きだなぁって思った。



 御手洗(みたらし)池って言うのがあって、

 それも見てきたんだけど、

 もう、ものすごく水が綺麗で澄んでいて、

 清らか~な感じがすごかった!!

 坂の下のあるので帰りがちょっと辛かったけど、

 あの水は見るだけで清められる感じがしたなぁ~。

 本当にすごくきれいだった!


 底にある石や葉っぱまでもがくっきり見えていて、

 ここで身を清められる人は贅沢だなぁ~、

 って思ったよ。

(ちなみに昔は参拝者もここで身を清めてから参拝したんだって。

 夏はいいけど冬は辛いなぁって素直に思った。)






 次はどこの神社に行こうかなぁ。

 またみんなで参拝したいなぁ~。





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 ここまで読んでくれてありがとう。

 あなたに幸せが訪れますように。

 

 

 

 

 

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