こういう報告をするとなると「私事で恐縮ですが」と頭に置きたくなるが、そもそもブログに書き連ねているのはいつも私事だ。

 

 なのでいつもどおり私事で恐縮ですが、一月下旬に結婚しました。

 

 正直、実感はない。

 

 SUPER EIGHTがまだ関ジャニ∞という名前だった頃からの、


 こちら側のどこからでも切れますと自称するマジックカットが今よりも切れず、マジックカットより先におれがキレてた若い頃からの付き合いの長い人だ。

 

 結婚という形をとったことで今さら変わることもない。


 とか言っちゃうのは悪い男なんだろうか。


 まあ実感はいつどこに訪れるか分からない。

 

 数年前から自分で料理をするようになった。

 

 果たしてそれが料理と呼べるほどかどうかはさておき、ともかく包丁を使うようになった。

 

 それで変化があった。

 

 包丁によるケガはしていないものの、映画などで見る刃物が以前よりも怖いものに見えるようになったのだ。

 

 記憶にないものも含めれば当時でも2000とか映画を見てたと思うが、まだこんな風に映画を新しく感じられるんだなと嬉しくなった。

 

 楽しい時間、そうでもない時間、おいしい食べもの、面白い映画、しょうもないケンカ、そんなものを分け合ってる時にいつか結婚を実感するのだろう。


 その時が楽しみだ。


 しかし、結婚というめでたい話の場でマジックカットとか若さとか包丁とか切れる話は良くなさそうだ。


 と思ったが、包丁とか刃物は「未来を切り開く」とかって意味で結婚のプレゼントに良いらしい。


 それなら若さもマジックカットも未来を切り開くだろう。


 セーフ。