さて、ミニ旅行といっても家族それぞれのリクエストにお応えすべく一気に「木曽路」へワープ!

到着したのは中山道三十四番目の宿場「奈良井宿」。

 

中山道でも屈指の難所と言われた鳥居峠を控え賑わった宿場町で、全長約1㎞は中山道…いや日本最長の宿場町として栄えました。漆器などの工芸品も今なお製造販売されており、土産物として人気があり、一方で蕎麦屋や甘味処など昔ながらに旅人を受け入れてくれています。

 中山道は東海道とともに江戸・日本橋から京都・三条まで続く街道。東海道に比べ山越えなど過酷なルートのように思えますが、東海道の大井川などのような川を渡ったり現在の愛知県の一部で海路を辿ることがなかったので、比較的女性に人気のルートだったようです。

 

このようなさりげない演出も粋ですね。

 

郵便ポストと郵便のホーロー看板は昭和のころのものですが、妙にしっくりきます。

 

軽自動車がやっと通れるような通り(地元の車両のみ通行可)。昔ながらの道幅に多くの旅行客が往来します。自動車がなければまさにタイムスリップしたような雰囲気。

 

…さて、そろそろお昼にしましょうか。次回はこの中から素敵な食事処をご案内いたします。