これは私の職場（病院）で起きた話です。
ちょっと前から
職員用の男子トイレにある
シャワー付きトイレの調子が悪い
という噂が流れてました。
とは言うものの、
問題なく使えていて
特に困ったことはありませんでした。
誰もがそんなことを忘れていたある日、
私の同僚が
お腹が痛くなりトイレに行きました。
私は今、訪問リハビリの部署にいて、
職員は9時になると一斉に車で
利用者さんの家に向かうため、
遅刻は許されません。
その同僚も
9時に出発するため、
前もってトイレに行くことに。
（ここからは同僚に聞いた話です。）
なんとか、用を足して、
いつものように
ウォシュレットのスイッチをON
しばらくして
スイッチをOFFにする
が、
止まらない、、、
何度もボタンを押すが
止まらない、、、、
ボタンの接触が悪いのかと
水圧コントロールのボタンを押してみると
水圧が強くなりました。
たが、今度は水圧が戻らない、、、
最強の水圧のまま、
永遠に出続ける水、、、
『そうだ、9時の仕事開始前に
きっと誰かトイレに寄るはず。
そしたら、勇気を出して
声を掛けて助けてもらおう』
そんな思いも虚しく
誰もトイレに来ることなく9時を過ぎる…
最悪だ
そんな時、
【ガチャ】
と、トイレの扉が開く音がしました
チャーンス
と、思い
『すみませんっ
今、ウォシュレットが止まらなくて、
緊急事態なんです
急いで用務員さんを
呼んできてもらえますか
』
』そう伝えると、
無言で立ち去る足音、、、
（あれっ？ちゃんと聞こえてたのかな？）
少し不安に思っていると、
数分後、
トイレの扉が開き、
個室の前で
『大丈夫ですかー
』
』と、声をかける用務員さん。
（あぁ、良かったぁー）
と思い、
「ウォシュレットの水が止まらないんです」
と言うと、
『じゃあ、コンセントを引き抜いて下さい』
と。
（あぁ、そっかー、その手があったか）
そう思ってコンセントを抜く同僚。
なんとか無事に水は止まりました。
トイレから出て
用務員さんにお礼を言うと、
用務員さんはこう言いました。
『いやぁ、びっくりしたよー、
用務員室にいきなり
理事長が走ってやってきて
トイレの故障を教えてくれたんだから』
えっっ
り、理事長
まさか、あろうことか、
病院のトップを
走らせてしまっていたとは
普段なら、
修理して使い続けるはずが、
この一件で
トイレが新しくなりました
恐るべし、理事長パワー
今では、
快適にトイレを使わせて頂いてます
温水シャワーも快適です
でも、スイッチのあるパネル板に
ふと目をやると
こんな感じに。
【おまかせ】
は、わかるけど、【スーパーおまかせ】
って何だよっ❗️
【おまかせ】の時点で
機械にお任せなわけだから、
【スーパーおまかせ】ってことは
よっぽど手厚くサポートしてくれる
ってこと
それとも
普通の【おまかせ】は
手を抜いているってこと
笑
笑これも理事長パワーなのかな、、、