交通事故から10日目(12月7日)
クルルの退院が決まりました。
急に退院が決まったため、
私は仕事が休めなかったので
妻と父がお迎えに行ってくれました。
退院に合わせて
左目の上下のまぶたを縫っていた糸を
抜糸してもらい、
目が開いた状態で家に返してくれました。
(退院時の写真を最後に載せてあります。
見たくない方は気を付けてください。)
退院までの10日間はとても長く感じました。
夕方の散歩で家を出てわずか1分くらいで
車に轢かれてしまい
そこから、じいじの腕の中で救急病院に行き
翌日には大きい病院に転院し
大きな手術を2回も行って、、、
でも、クルルは無事に帰ってこれました
10日ぶりの我が家です
この10日間は間違いなく
人生で一番涙を流した10日間でした。
とても寂しく、
悔しく、
辛い10日間でした。
でも、クルルの頑張りを毎日見ていて
私たちも力をもらいました
左目は失明してしまいましたが、
命があるだけで私たちの心は救われました。
でも、
これからが大変です。
クルルのために頑張らなきゃいけません。
左目の眼球を摘出せずに残したため
感染症にならないように
3時間に1度の間隔で生理食塩水で
眼球を洗い、
その後に目薬を差さなければなりません。
右目は顔面麻痺でまばたきができないため
ドライアイにならないようにこちらも
3時間に1度の間隔で目薬を差します。
目薬は全部で3種類です。
(注射器タイプの目薬は1本2000円で
わずか4日で無くなります
軟膏タイプの目薬は1本4000円です)
ご飯はアゴが痛いため、
ドッグフードをお湯で柔らかく
ふやかして与えるのですが、
アゴの骨が割れちゃうのが怖くて
食べている間は
隣で見守ってあげる必要がありました。
アゴに負担がかからないように寸法を測って
食器を置く台も手作りしました。
クルルが着ている服は
かぶりタイプで脱ぎ着でアゴのボルトに
引っかかるため、
前開きの服を揃えました。
事故直後から
シャンプーも出来ていないため、
毛が血のりで固まってました。
そのため、
シャワーはまだ禁止されていたので、
ウエットティッシュのような拭くタイプの
シャンプーで身体を拭いてあげました。
先生からは基本的に安静を続けてくださいと
言われていたのですが、
クルルは外でないと排泄をしません。
そう先生に相談すると、
『草むらやガタガタの道などは
足に負担がかかるのでやめてください。
平らのところまで抱っこで連れて行って
排泄させるならOKです』
と言われました。
クルルが入院している間、
新居の我が家の庭を改造することになり
人工芝を敷き詰めました
そして、フェンスで囲うことにより、
ドッグランが完成したのです
ここなら車も人も来ないから
安全に散歩ができます。
そして、
血まみれになってしまった
ハーネスやリードは処分して
身体に負担のかからない
ハーネスを買いました。
高いハーネスでしたが、
肋骨も骨折しているので
そこは出し惜しみなんかしてられません。
そしてそして、
退院の時、窓口で精算をしましたが、
金額を見てビックリ
約800,000円
でした
その後の治療費を含めると、
現在までに100万円は超えていると思います
でも、保険に加入していたため、
後日半分くらいが還付されました。
(保険に入っていてよかったです)
今思えば、
これでクルルの命が助かるのなら
安いもんです
元はといえば私たちが悪いのですから、、、
私は仕事を終えて家に帰ると
真っ先にクルルのケージに向かいました。
痛々しいクルルの姿ですが、
これまで以上に
クルルのことが好きになりました
ずっと一緒にいようって
改めて思いました
この日から私はリビング族となり、
クルルのケージの隣で
寝るようになりました。
こうして、
クルルとの新たな生活がスタートしたのです。
つづく
(この下に退院時の
クルルの写真を載せました。
左の眼球は中に入りましたが、
まだ腫れが引かなくて飛び出てます。
赤みも強いし、
眼球も外側を向いてしまっています。
見てもいいよっていう方のみ
進んでください。)
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