澤城です。いかがお過ごしでしょうか。


 今回は、出世したひとの人生から学んでいこう! というコンセプトです。

 今回お世話になった本は、わたしがいちばん好きな作家の、

 村上龍先生がインタビュアをしている、『カンブリア宮殿』という番組をまとめた本です!

 

 

 


 さて、内容ですが、この本は、4ページでひとつの章が完結します。

 どう書いていこうかかなり悩みましたが、

 気に入った章から書いていきます!

 薄っぺらい語りよりも、深く狭い濃い記事を書いていきますよ~!


 本題です。

 今回は、89ページ、サイゼリヤ会長の金言を読み解いていきます。

 見出しは、「生産性を上げればおいしくなる」。

 この本でいちばん論理を感じた章でした。


 まず、わたしの身の上をお話ししますね。

 わたしはサイゼリヤで1回4000円くらい食べます。

 極上のステーキ一枚より、サイゼリヤのドリアを10個食べるほうが好きなんです。

 ステーキよりもサイゼリヤが格上も格上、

 大好物なんですね。

 その観点からこの章を読んでいくと、更にお食事が美味しくなります


 では、どんなことが書いてあるのか?

 先程もちらと出ましたが、論理学です。

 チェーン店のルーツが、論理的に、この本のどの章よりもわかりやすく書いてありました。

 しかしながら、論理がいくら優れていても、失敗することはよくあります。

 今までその論理の最適解を出し続けたのがサイゼリヤなんですね。

 ざっくり話すと、

 値引きするとお客様がたくさん来る、社員が怖がるからお客様を減らさなければならなくなる、次のお店を出す。

 この論理です。

 何がすごいか?

 お客様を呼んでおいて、減らしたいと思う貪欲さです。

 他の章では、ひとりのお客様を~だとか、進化し続けて次のお客様を……のような、

 保守的な姿勢ばかり見られました。

 対して、サイゼリヤは、お客様を減らしたいという。

 とても消極的に見えて、とても挑戦的です。繁盛しすぎて困るから次の店を出せばいい。

 その考えは、息をのませられました。

 これからもサイゼリヤに行くときは、4000円払って、社員を震えさせながら、もっと近くにサイゼリヤが出店することを願います!

 これからもBMI23の女が8人前食べるのを見守ってください(笑)


 今回の金言:『人間というのは考えることとやることが違っていて、安いからといってそれを食べるじゃないですか。それ以外のものも食べるんですよ。』


 今回の作業用BGM:oster project『Blue Rose』


 ありがとうございました!