こんにちは!

今日も遊びに来て下さりありがとうございます!

 

今日は、ドイツ全土のお父さん・お母さんたち、そして子供たち本人のワクワクドキドキの日です。

(2日に執筆しています)

なぜなら・・・今日は、

2017‐2018年度前期最後の日=成績表が配られる日

だからです!

うちの子たちはどうなんでしょうね~。

まだ学校から帰ってきていないので分かりませんが、いずれにしても本人たちの「プライベート」なことなので、ここで触れることは許されません。

いくら匿名だとしても・・・

(他に色々バラしてるじゃん!というツッコミはなしです)滝汗

 

ドイツのギムナジウム(5年生から12・13年生 注1参照)では普通のことらしいのですが、

成績が確定する前に、授業の時間を使って、生徒と先生の間で

「成績の相談」

が行われるらしいです。

「らしい」って何ですか?知らないんですか?ぶー

ええ、実は実際目にしたことはないし、子供たちの話を基に書いているので、どこまで正確かどうかは保証できません。

 

子供たちの話によると、(例えです!

先生「あなたの筆記の試験の成績は2。授業参加率は3。だから今期の成績は平均を取ると2.5だけど、今後のモチベーションを上げるために、成績は3にしておくわね」(注2)

生徒「えー!なんで授業参加率が3なんですか?僕、いっぱい発言しました!」

先生「そうかしら。前半は頑張ってたけど、後半は少なかったわよ」

と、こういう感じです。

恐らく(先生にも依ると思いますが)生徒の意見はそれ程影響されないのではないか、というのが私の憶測です。

会社のボーナスの査定に近いものがあるかもしれません。

生徒の意見で、成績が一段階上がったという話は聞きません。

こういう場で、ドイツ人あるあるの「押しの強さ」「ネゴシエーションの粘り強さ」が鍛えられるのかもしれませんね。

でも、成績決定に生徒が参加できるって面白いですよね。

例え、実際は形骸化されているとしても・・・

 

注1 ギムナジウムは「8年制(5‐12年生)」と「9年制(5‐13年生)」とあります。但し、州や学校によって違います。

注2 ドイツの成績は、2年生から10年生までは6段階で1が一番良く、6が落第点です。11年生以降は15段階評価です。因みに1年生は、先生からの「お手紙」で、勉強を始め、生活態度や人間関係など全て総合的に「知らせて」くれます。まだ数字での「評価」はしません。

 

私は母親として、10年生までは基本「留年さえしなければよい」です。

11年生以降は、卒業試験(Abitur 注3)の成績に直接影響してくるので、本人がちゃんとした大学に入りたいのならば、それなりに努力をしてほしい、と思っています。

自分も学校の勉強は、それほどしなかったし・・・・ まー、でもちゃんと大学には(一浪して)入ったし・・・ でも自分がお手本になるほどのことはしてないので、強くは言えません。笑ニヒヒ

一方、父親の方は・・・・ 成績優秀でした。

彼なら「一言」言う権利はあるかも、ですね。ニコ

 

注3 Abiturとは、ギムナジウム卒業試験です。同時に、大学入学資格となるので、Abiturに受かることが大学に入る大前提です。Abiturの成績により、受け入れてくれる大学が決まってきます。受け直しは効かないので(落ちたら再受験は可)、一度ついた成績は一生モノです。

 

本当に出来る・出来ない、向き・不向き、があるのならば仕方ありません。

ある程度は分かりますよね?

でも、怠慢(怠惰)はよろしくありません。真顔

出来るのにやらない、はもっとダメでしょう。

 

私は短期集中型でして、普段からコツコツと、はやったことがありません。

浪人中、父の転勤先に母が行ってしまったので、これ幸いと「主婦業」に目覚め口笛、毎日違うレシピを試し、12月に入り姉にチクられたのです。ムキー

「えにし、緊張感ゼロです。真顔毎日主婦業に励んでますえー?」って。

そしたら、母が父の赴任先から1週間か10日くらいで帰ってきてしまいまして、それからセンター試験までの1か月、

「トイレと食事と風呂以外は部屋から出るな」ムキーッ

と缶詰にされました。笑い泣き

そのおかげでそれなりの結果は出せたのですが、その1か月間一日14時間以上勉強しましたね。

後にも先にも、あんなに集中したのはその時だけです。

 

向き不向きって、前回前々回に少々通ずる内容なんですが、生まれ持ったものってあると思います。

私、決して「嫌い」と思ったことはないのですが、数学が苦手でした。ゲッソリ

算数まではOKだったのですが、数学になってからちょっと残念なことがありまして、それ以降ずっと苦手。ぐすん

中学以降に知り合った人は誰も、私が(小学4年から中1まで)公文をやっていたことを信じてくれません笑い泣き

母も私の友達に「えにしって、本当に公文やってたんですか~?」って聞かれても、

「そうだったかねえキョロキョロ」なんて、とぼける有様。

ひどい!宿題やらないと、ご飯食べさせてくれなかったじゃん!!!ムキーッ

とにかく、数学が苦手だったのですが、娘がそれをしっかり受け継いでいます。

(娘の父親はAbiturの成績で一番良かったのが数学と聞いたとき「この人、宇宙人だガーン」って思いました)

 

次回に続きます。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。ニコニコ