竹下綾乃(南山大学 2年)


私が議員インターンシップを通して学んだことは主に三つあります。
第一に視野を広げることの重要性です。インターンシップの期間、蒲郡市内のさまざまな施設へ訪問しました。そこで多くの人に会い、お話を伺い、そして時には体験活動をする中で、日常生活にはない発見をすることができました。例えば福祉施設では福祉と行政とが非常に深い関わりがあることを知りました。また障害のある方と接することで普段とは異なった視点から社会を考える機会になりました。今後は自分の行動範囲を広げ、そして多角的な視点から物事を考えるようにしたいと思います。
次に政治と私たちの生活との関わりです。以前までは自分の生活と政治がどのように関わっているかさほど意識することはありませんでした。しかし実は政治は私たちの生活と強く結びついているということをこのインターンシップで感じました。特に議会傍聴では、市や市民の生活をより良くするために議員が熱心に活動されていることを知りました。今まで堅いイメージしかなかった政治が、私たちの生活にさまざまな影響を与えていることを知り、身近に感じられるようになりました。
最後に自分の意見を持ちそれを人に分かりやすく伝えることの重要性です。これは主にディベートを通して学びました。普段、テレビや新聞といったメディアを媒介として情報を得ていますが、時にはメディアからの情報に流されていることがありました。今後はそういった情報を鵜呑みにすることなく、それらをよく咀嚼し、その上で自分の意見を持つようにしたいと思います。と同時に、それを相手に伝える能力を高めていきたいです。
私はこのインターンシップをやって本当に良かったと思います。この二ヶ月間で学んだことを今後の大学生活、そしてその先の人生で活かしていきたいです。
最後になりましたが、来本議員にはこの二ヶ月間大変お世話になりました。この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。