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伊達直人-4hさん  のブログ


安倍政権「姑息の集大成」 検察庁法改正案になぜ多くの人が異議を唱えたのか〈週刊文集〉の記事より

お借りしましたm(__)m
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〈文中より抜粋〉
コロナ対応を見ていたら「自分に直接関係があること」だとひしひしと感じたのだろう。これはヤバいと。
「新型コロナ騒ぎが見方を変えた」見えないウイルスのせいで見えてしまったのだ。現政権の態度が。
今回の件は検察人事という専門的な話ではない。コロナ対応にもつながっているし、そもそも主権者のピンチでもある。だから多くの人は異議を唱えた。
姑息の集大成である、#検察庁法改正案に抗議します
《あまりに不自然である。黒川氏の定年延長ありきで恣意的に法解釈を変更したと疑われても仕方があるまい。》


【画像】趣味は「犬の散歩」だという黒川氏

 これは2月24日の産経新聞の社説「【主張】検事長の定年延長 『解釈変更』根拠の説明を」だ。あの産経師匠も政府の対応に驚いていたのだ。

 本来のルールなら、2月8日に63歳の誕生日を迎えた黒川弘務東京高検検事長は「定年」で「退官」するはずだった。しかし安倍内閣は1月31日の閣議決定で、黒川氏の定年延長を決めたのだ。そこからすべての騒動が始まった。

 近年、これほど誕生日が注目されたおっさんを私は知らない。

読売が解説した政権との「近さ」

 では黒川氏の定年が延長される意味とは? 2月21日の読売新聞に「解説」が載っていた。

《政府関係者によると、次期検事総長の人選は、昨年末から官邸と法務省との間で水面下で進められた。同省から複数の候補者が提案されたが、安倍首相と菅官房長官は黒川氏が望ましいとの意向を示したという。》

 なんと……。黒川氏についてよく「官邸に近いとされる」という表現があるがハッキリと「近い」のだ。政権と「密」なのである。黒川氏の定年が延長されることで次期検事総長への道が開けた。これぞゴリ押しである。

 ちなみに黒川氏の誕生日についてネットで調べてみたら、2月8日生まれは「冒険的な水瓶座です」とあった。

《チャレンジする事に魅力を感じます。「不可能」が「可能」となった時に、大きな快感を覚えるでしょう。》(無料星座占い.com)

 ああ、すごいぞ! 不可能を可能にする男・黒川。この占いが本当なら今まさに大きな快感を得ているに違いない。

検察庁法改正案に至るまで

 政府は閣議決定のおかしさを批判されるとそのあと慌てて無理筋の解釈変更をし、それも炎上すると今度は後付けで法律そのものを変えようとしている。それが検察庁法改正案である。

 そこには現政権のこれまでの「手法」が垣間見える。

 安保法制でもあった“解釈”や、NHK人事にも見られた“お友達優遇”。モリカケ&桜を見る会でも顕著だった“公私混同”。そして「官邸の意向に合わせ、つじつま合わせに走る大臣や役所」(日刊スポーツ2月24日)はまさに“忖度”である。

 言わば、今回の検察庁法改正案、黒川定年延長問題は「姑息の集大成」なのである。

 コロナ禍の今、国会で検察庁法改正案の審議が進められることに批判が集まるが、姑息だから当然なのである。ステイホームの我々に集大成を見せてくれているのだ。

最初のツイートを投稿した女性の声

 しかし、そんな振る舞いにはさすがにツッコミが飛んできた。

《ツイッター上では9日夜から10日朝にかけ「#(ハッシュタグ)検察庁法改正案に抗議します」という投稿が相次いだ。コロナ禍が続くなか成立を急ぐ姿勢にも反発が出て、リツイートも含め、その数は10日夜までに470万件を超えた。》(朝日新聞デジタル5月11日)

 この記事にはきっかけとなった人の言葉が紹介されている。

 8日夜に、ハッシュタグを含んだ最初のツイートを投稿したのは東京都内の会社員女性(35)。もともと政権に強い不満があったわけではないが、新型コロナウイルス騒ぎが見方を変えたという。

「みんなが困っているのに対応できていない。そういう政府の思うままになったら危ないと思った」(朝日・同)

 ここで注目したいのは女性が政府のコロナ対応で思い知ったという点だ。

 そう、すべてつながっているのである。

新型コロナ対策に「いつもの手口は通用しない」

 すでに2月26日に次のように書いていた新聞もあった。

《公文書の改ざん、廃棄、虚偽答弁、勝手な法解釈、官僚人事の操作…あり得ない手口を駆使して維持してきた憲政史上最長政権だが、新型コロナウイルス対策にいつもの手口は通用しない。》(東京新聞「こちら特報部」デスクメモ)

 現政権は選挙の強さや支持率の高さでこれらの振る舞いでもしのげてきたが、新型コロナウイルスという忖度してくれない相手に出会ってしまったとき、難局が来た。

 これまでモリカケ桜、黒川定年延長問題があってもどこか遠いことだと思っていた人たちもコロナ対応を見ていたら「自分に直接関係があること」だとひしひしと感じたのだろう。これはヤバいと。

なぜ多くの人が異議を唱えたのか

 たとえば相変わらずこんなことをやっている。

「一斉休校要請決めた会議も『議事録なし 』」(毎日新聞WEB3月6日)

 この怖さは何かといえば、今の子どもたちが将来またウイルスと対峙したときに「あの時、政府はどう決断、判断をしたんだろう? 」と確認しようにもプロセスが不透明だと役に立たないのである。未来の日本人に迷惑をかけているのだ。先人の歴史に学び、未来に受け継いでいくという伝統を破壊している。

 そういえば今回の検察人事も従来の慣習をあっさり破ったものだ。改革ではなくただの破壊。自分たちに都合がよければ過去や未来は関係ない。これはもう保守の態度でもなんでもない。

#検察庁法改正案に抗議します」のきっかけをつくった人が「新型コロナ騒ぎが見方を変えた」というのは象徴的だ。見えないウイルスのせいで見えてしまったのだ。現政権の態度が。

 今回の件は検察人事という専門的な話ではない。コロナ対応にもつながっているし、そもそも主権者のピンチでもある。だから多くの人は異議を唱えた。

 姑息の集大成である、#検察庁法改正案に抗議します