みんな風ノ旅ビト | くるみうりの『趣味の文芸』

くるみうりの『趣味の文芸』

2匹のお猫、
うり(保護猫 茶白 6歳 ♀)とくるみ(スコティッシュフォールド 三毛 5歳 ♀)との毎日、好きな音楽の事、日々感じた事、好きな本の事などなどを書いてます。タイトルを「くるみうりのブログ」から「くるみうりの『趣味の文芸』」に変更しました。

お猫2匹と一緒にに都内で暮らしてます。

お猫との日常生活をメインに、時折好きな事考えた事をエッセイ?的に書いております。

 

 

よろしくお願いします。

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こんにちは~。いつもご覧いただきありがとうございます。今日の都内は晴れ、窓から見える梅の木に花が咲き始めました。

 

テレビ界、芸能界で次々と問題が発覚したり、新たなトラブルが発生していますね。根っこにあるのは圧倒的な力を持っている側の人たちにある、「これぐらいやってもいいだろう」感覚ではないかと思われます。次から次へとよく出るな、というくらい続いてます。松本さんで盛り上がっていたら「Nさんも?」とか、昨日はドラマ原作者の漫画家さんの訃報という、とんでもない本当に痛ましいニュースも出て驚きました。巻き込まれた人たちの声が、少なくとも世間に届くようになった事は大変な進歩だと思います。今も喧々諤々状態ですが以前はもっと「言えない空気」が支配していたように思います。私は民放のワイドショーは見ていないので、ネットニュースかそのコメント欄を見るだけですが、まあすごい感情の嵐が渦巻いているような印象です。ただよく見ると「昭和風」な発言に対する「時代が違うぞ」コメも多く、今って「昔のモラル派」と「今のモラル派」がいい線で戦っているかもしれないですね。

そんな状況の中で爆笑問題の太田光さんの発言が印象に残りました。

 

以下引用です。(一部訂正あり)

 

彼女たちは松本さんをコテンパンにやっつけて、なんていうのかな、立ち直れないほどの打撃を与えようとしてい(る)わけじゃないような(、そういう)気がないと思うんですよ。とにかく自分の問題として、あれは傷だったんだから、傷だって言っていいですよね、この社会で?ということだと思うのよね。

 

シンプルに同意します。本質はここにあるのに、勝手に「遊び方がせこい」だの「裁判勝敗のポイント」とか「引退するのか?」とか「8年も経って今更」とか「そもそも女性は断るべき」とか別のポイントで盛り上がりすぎている事への、マスコミやSNSを含めた世論に対する「冷静になってよ」という姿勢に好感が持てました。頭脳明晰な奥様とのディスカッションがあったのかもしれないですが、私とほぼ同じ年代の男性が女性側の立場を思いやってこういう発言をすることは、大きな大きな一歩だと感じました。

 

もう一人、初動からぶれない発言をなさった勇気ある若い男性も印象に残りました。

コメンテーターの若新雄純氏が過去の異性関係について謝罪されました。

少しずつ社会が変わっていることを感じられる内容でした。潔い姿勢は必要以上に悪い印象を持たれないと思います。

お二人ともどうか女性側と和解されて、1日も早く職場復帰されることをお祈りいたします。

 

最近NHKのドラマ「アイドル誕生 輝け昭和歌謡」の録画を見たんですよ。

NHKオンデマンドで有料ですが見られます。

日本の歌謡界が燦然と光輝いていた時代の、トップランナー2人の壮絶な「レコード大賞」獲得バトルを描いたものなんですが、とても面白かったんです。ピンクレディーを送り出した阿久悠氏を演じた宇野祥平さん、山口百恵さんを育て上げた酒井政利氏を演じた三浦誠己さんの演技が素晴らしくて、魂が乗り移ってるんじゃないかと思うほどの迫真の演技でした。観ていない方にはおすすめしたいドラマなんですが、一方でこのドラマは昭和を美化した演出で、都合の悪い部分が描かれていない印象もありました。男がガムシャラな姿ってカッコいいだろ~的な「自己陶酔感」もまあまあ匂ってます。私的には「ドラマは面白かったけど、全面的に昭和が良かった~という気持ちは1ミリもない」という事実も再確認しました。

昭和を全否定したいわけではなく、「いい所は本当にたくさんあったよ、だけど悪かったところもあって、そろそろ治していこうよ」という時代の風の流れを受け入れていただければなあ、そしてそう言う自分も受け入れているかなあ、といろいろ感じる今日この頃です。

 

今日のお猫

ぬくぬく日向ぼっこ中のうりちゃん

なんだか短足系に見えるくるみちゃん

元気です。

 

大知君がMCを務めるNHKの「ゲームゲノム」で「風ノ旅ビト」というゲームが紹介されました。

 

こちらは1/31(水) 午後11:28 までNHKプラスで無料配信中です。

https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2024012400336

 

古代の遺跡風の美しい風景の中を、一切の解説なしにただ旅をするゲームなんですが、人生のように展開していく世界観が素晴らしくて、このゲーム体験がアートとして評価されてニューヨーク近代美術館にも所蔵されている作品なんですよ。番組中の解説VTRや3人のトークから、ゲームの良さがひしひしと伝わってきました。このゲーム映像も素晴らしいですが、音楽が本当にいいんです。ゲストの清塚さんも熱弁されてました。この音楽の動画をYoutubeで探したら、作品へのリスペクトにあふれたこちらを見つけました。

 

Journey Medley (Apotheosis & I Was Born For This) - Taylor Davis 

Taylor Davis さんというアメリカのヴァイオリニストの方が、コスチュームも完璧に決めて雪原のなかテーマ曲をカバー演奏されている動画です。心に安らぎを与えつつ、ここまでやってしまう情熱に掻き立てられる力を持った楽曲です。他のゲーム音楽の名作も改めて聴きたい気持ちになりました。

 

木曜日はNHKの「SONGS」に大知君が出演します。なんと、付き添いに清塚信也さんも出演されて大知君のプレゼンを行うそうです。大知君は自分のすごさを自分からは語らないタイプなので、こういう助っ人が表れるんでしょうね。ニコニコ

NHK PRのタイトルが「清塚信也、「三浦大知」の魅力を語り尽くす!」になっていて、清塚さん若干番組を乗っ取ってますね。爆笑超楽しみです。

 

 

まだまだ寒い日が続きますので、体調にお気を付けください。

今日もお付き合いいただきありがとうございました。

 

それではまた。ニコニコ