遠くへ行ってしまった人のことを思うと

 

心に痛みがはしる

 

 

どんなに想っても

 

願っても

 

もう二度と 会えない人もいる

 

 

失ったあとに

 

どれだけ大切だったか

 

気づくこともある

 

 

当たり前の日常が

 

音を立てて 崩れていく

 

 

その現実から

 

目を逸らさずに

 

痛みを受け止める

 

 

そこから 心の大きさが広がって

 

人の痛みに気づくようになる

 

 

痛みを持つ人たちの言葉を

 

叫びを

 

自分のことのように  

 

感じて

 

共感が生まれ

 

 

それが 奇跡のような

 

出逢いや

 

優しさに

 

つながって

 

 

世界が 愛で溢れるといい

 

 

この世は 理不尽なことだらけ

 

 

それでも 愛が

 

あちこちに転がって

 

光を放つ

 

その瞬間

 

 

生きていてよかったと

 

心から思う

 

 

失ったものは戻ってこないけど

 

これから得るものだって

 

たくさん ある

 

 

そう気づいたときから

 

世界は明るさをまして

 

輝きだした

 

 

これからは

 

目をつぶらずに

 

君と歩いていける気がする

 

 

ありがとう