わたしは、良き人々が好きだ。
学校に通い、サラリーマンになって、結婚して、
そんなありふれたひとたち。
くだらない。
でも、尊敬もしてる。
ばからしい人生をまじめに生きれるなんて。
いや、まじめに生きれることは、ほんとうに尊敬だ。
どんな職でも関係ない。たしかに、生きてること自体、すばらしい。
ぶっちゃけ、まじめに働いてるような一生懸命なひとはとくに尊敬だが、
だらだらばかみたいなやつは尊敬しない。
でも、だからといって
あたまがいいやつや金持ちが特別とも思わない。
選択の差だ。単に。
疑問なのは、良き人々が、
まるで当然みたく
しかれたレールを歩き、
みなおなじような人生をコピー品のように生きていること。
わたしはちがう。
そちらも演じてはいるけど。
良き人々。
わたしはこのひとたちも好きだ。吐き気がするくらい。
だから、たまに壊したくなる。
できるけど、しない。
悪の組織は、
正義の味方なんかいつでも殺せるけど、しない。
だって、最初からゲリラ的に、
巨大化した敵が、
あいつらを踏み潰せば、第0話より前、マイナス33話くらいでも終われる。
科学力とかだって。
きっと、わざと楽しんでる。成長させて、たたかいをたのしむ。
わたしも似てる。
はやくくだらない世界や、ばかな良き人々のなかに、
わかってるやつが現れないかなと。
わたしも、今日も、良き人々を演じる。
裏にあるほんとうのわたしは、悪しき人々、、?
いや、ほんとうに良き人々はそちら。
どっちでもいい。
真実を知る人々、かな。
今日も、良き人々が、一生懸命生きている。それなりに。
わたしはそれを見て、たのしむ。
わたしもまた、良き人々にまぎれてみる。
いつか、だれか、ほんとうのわたしに気づくだろうか。