ぼんリン スピンオフ『あのひとのいもうと・すべてはわたしのもの(仮)』ブログ -13ページ目

ぼんリン スピンオフ『あのひとのいもうと・すべてはわたしのもの(仮)』ブログ

「ぼんとリンちゃん」の くるみちゃんのスピンオフ(二次創作)

すべてはくるみの手によるものだった・・・ぼんリンの真の裏を描く衝撃のスピンオフ(仮)←




兄が、部屋に鍵をかけた。


そう、麟太郎流、必殺の秘奥義の稽古をするのだ。



友田家に伝わる幻の、、


いや、ぶっちゃけ誰もが使えるし、やっている。


ただ、奥義はその秘密を知られてはならない。


友田家に伝わるものだから、わたしも使えるし、使う。

でも乙女だから、一応恥じらって、ふだんは言わない。もちろん。



秘するが花。




昔の偉いひと、世阿弥さんというひとが残した言葉だ。



あらゆる芸事は、そのカラクリを明かしてしまえば、なんだ、そんなことかということが多い。


だからこそ、あえて明かさないことが、見る者への配慮にもなり、

芸事の最大の奥義とも言える。


兄への想いのように。


きっと、明かしてしまったら、このもどかしい、

けれどだからこそ快感と興奮があるこのきもちは味わえなくなる。



人は、ゴールに近づくと、


ゴールしたくなくなったりする。


スタートに逆走して戻っていく人すらいる。



好きなアニメやドラマやライブを見ていたとき、

終盤や最終回に近くなると、終わってほしくないから

ゆっくり見たくなったり、

なんだか見たくなくなるのと同じだ。



サプライズのいちばん肝要な部分も、ひみつにすること、


秘するが花だ。


明かしていたらサプライズにならない。


恋にはサプライズが必要とかいうけど


世界中には無数の秘密にされた花があるのだろう。


いつかたいせつなひとの前で、サプライズとして咲かせるために。



ロマンチックなせりふで気持ちがわるいし、なんだかダサいからやめよう。


ちなみにわたしは、


稽古を終えた兄の部屋に、こっそり忍び入って、


兄が使い終えた稽古道具である、


白い花をそっと持ち帰って、かぐわしい香りにうっとりしたり、味わってみ(ry


俗世間では「テ」がつく名前の、紙のようなものだ。


しかしその姿がきれいな花に似ていることから、わたしは

「白仙花」と呼んでいる。


読み方は自由だ。



なんだか修行や奥義に関係していそうでしょ。



さて、兄といえどしょせん、男なんてこんなものだ。


毎日のようにエクササイズをしている。


健康だし、がんばり屋さんなことじゃないか。


果たしてなんのスキルが上がるかは置いておこう。


妄想力や、右手の筋力や操作性のステータスが特にアップしそうだ。


そんなことは兄には言えない。


秘するが花である。