前回ブログをアップしてから早4か月。

時はすっかり春ですね。

なんか冬中閉ざされてる上に夫の母の体調もあまり良くなく、その上ウクライナのこともあり心落ち着かない毎日を過ごしておりました。

母は去年2月脳梗塞で入院。幸い軽く済み1か月ほどで退院しましたが、その後、がんが見つかり手術を勧められましたが断固拒否。

それでも去年は、以前のようには動けなくなったものの、食事の世話をする程度で他は自分で動くことができました。

けれども今年に入ってからは食事も思うようにとれず、お腹の調子もたびたび悪く、苦痛を伴うこともありました。

それでも病院には月1度の診察を受けに行くものの、不調でも我慢して自宅で過ごしておりました。

 

3月の時点で貧血もかなりひどく血圧もあまりに低いので入院を勧められましたが、だれが何と言おうと自宅に居たいの一点張りでしょうがなく自宅で介助していましたが、とうとうトイレに立つこともできなくなり先月半ば過ぎ入院しました。

 

母にとっては無念の入院でしたが、家ではできない手当をしてもらえることが唯一の希望と考え入院続行中です。

 

新型コロナウィルスのこともあり、いったん入院すると直接面会もできず、様子もよくわからないのですが、洗濯物を取りに行ったり欲しいものを聞いて届けたり、ほぼ毎日病院に様子を聞きにいっています。

 

昨日は母の90才の誕生日でした。せめても、と思い、母に教わった赤飯を前日から仕込んで蒸し器で炊き上げました。去年教授してもらったのに、ところどころ忘れていて、ネットであれこれ検索しつつなんとか作ってみました。出来上がりはちょっとやわらかくなりすぎたものの、とりあえず持っていき味見をしてもらうことに。それと食べられないかもしれないがショートケーキと仲のいい従妹から送られてきたブリザードフラワーと持参しました。(いま生のお花は病室に置けないそうなんです

)

 

手紙もつけたけど読めたかどうか・・・。

 

それでも病棟の入り口の部屋なので看護師さんとのやりとりが聞こえる距離で、そこからカーテン越しに「おばあちゃん、誕生日おめでとう!!」というと「ありがとう」と返事が聞こえました。

「赤飯作ってみたけど失敗しちゃった。今度またやってみるね」というと「なんも、いいよいいよ」と言ってくれました。

 

その後どうしたかな?食べられたかな?などと思いを巡らしておりました。

 

そうしておりましたら、今朝なんと8時前に母から電話がかかってきたではありませんか。

入院中の母からの電話は2度目でしたが、今朝は声の張りもよく、いろいろおしゃべりできました。

夕べおかしかった、というのでどうしたの?と聞くと、自分がどこにいるのかわからなくなって。。

ということでした。

ベッドから落ちなかったか?と聞くと、「おぢねがったよなぁ」とそばにいる看護師さんと笑いながら返事をしてくれました。

それから赤飯のこと、ケーキのこと、最近のうちの様子などいろいろおしゃべりしました。(赤飯はあれでいいけど、もう少しさとうっこいれてもいいなぁ、ってことでした。母の赤飯は甘いんです(^_^;)ケーキは一口食べたそうです)

 

電話を掛ける気になってくれた母の気持ちとそれをつないでくれた看護師さんに感謝です(*^-^*)

母が入院生活を少しでも快適に過ごしてほしい。それがせめてもの願いです。

 

今朝、元気な母の声をきけて本当に嬉しかった。母に喜んでもらえることを考えて日々過ごしています。