- 今日は、長女がずる休み。
映画嫌いの次女がいると、嫌がるので、なかなか見られなかった、
こちらの映画(テレビで録画したもの)を二人で見ました。
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※ネタバレします
おおかみのお父さんと人間のお母さん花から生まれた、雪(姉)と雨(弟)。
お父さんは、雨が生まれてすぐに死んじゃって、お母さんが一人で二人を育てます。
成長した二人は、やがて、それぞれの道を選んで生きていきます。
雪は、人間として生きようとし、雨は、おおかみとして、生きる道を選んでいくわけですが…。
その、最後のシーン。
ある、大雨の日。
雪は、学校に行っています。
大雨のため、学校も途中で終わりとなり、それぞれ親に迎えてきてもらい帰ることになります。
雨は、家にいます。
いよいよ、山に入って、おおかみとして生きていくことを覚悟しているシーンです。
お母さんの花も、それを感じています。
学校から電話があり、雪を迎えに行こうとすると、雨がいないことに気がついた花。
雨を必死で探しまわります。
山の中で倒れたところ、雨に助けられます。
花を助けたあと、雨はおおかみの姿で、山に戻っていきます。
雨、10歳にして、永遠の別れです。
「私、まだ、何もしてあげてないのに~」花は言います。
だけど、最後は、笑顔で見送ります。
その頃、学校に残っていた雪は、
もう一人残っていた、クラスメイトの男の子、草平に、自分がおおかみ女であることを告白。
草平は、「知っていた」「誰にも言っていないし言わない」と言ってくれます。
…と、感動のシーンのわけですが
長女、
学校で待っている雪が気になってしかたがない様子。
雨のことで、必死になっている花に
ちょっと、雪はどうするのよ~
早く迎えに行ってあげなよ~
雨ばっかりじゃなくて、雪のことも考えてよ~
そんなところで、泣いている場合じゃないよ~
と、必死で、テレビに向かって、訴えかけていました。
いや…
雨とは、永遠の別れになるから…
雪は、学校にいるから、大丈夫だよ…
…と、言ってみたけど、長女にとっては、そういうことではないんですね。
結局、迎えに行くシーンはないまま、中学生になった雪…に、話はとんで、エンディング…
納得いってないようでした。
迎えにきてもらえない
気にかけてもらえない
ほっとかれている
そんな、雪に、感情移入しちゃったのですね。
そうだね~。
そうだよね~。
雪だって、まだ子どもだもんね。
お母さんに迎えにきてほしいよね。
不安だよね。心配だよね。
どうなったか気になるよね。
なるほど~。
私も子どもだったら、そう思ったかもな~。
私は、
子どもが自分から離れていく母親の気持ち…
「まだ、何もしてあげてないのに…」という思い…
そんなところに、心揺れました。