- 先日、アマゾンで、偶然にも こちらの本を発見
私の大好きな、山田太一さんのことが丸々1冊になっている、しかも、まだ、出たばかりの本ではありませんか~
即購入しました
- 山田太一 ---テレビから聴こえたアフォリズム (文藝別冊/KAWADE夢ムック)/河出書房新社
- ¥1,260
- Amazon.co.jp
以前にも、書きましたが、私は、中学生の頃から、大好きなんです。
「そうだよね。そうだよね。そういうのあるよね。それでもいいんだよね。」
…みたいな気持ちになれるというか…
本当に、「こんな私でもいいんだ」と思わせてくれるものでした。
でも、それは、ある意味、私の「生きにくさ」の部分でもあり、
それを切り捨ててしまいたくなることは多々あるけど、
だけど、やっぱり、切り捨てられない部分で、
私にとっては、やっぱり、大切なものなんだろうな…
とこの本をチラチラ読みながら思いました。
例えば…
ある物事は、A(ポジティブ)にも考えられるし、B(ネガティブ)にも考えられる。
それなら、Aと考えることができたら、人は楽しく生きられるではないか!!
一度きりの人生、せっかくだから楽しく生きようじゃないか!!
どうしたら、Aと考えられるようになるだろうか!!
そうするためには、こんなふうにするといいですよ。
…というような、世の中の風潮?…
頭では、そうだよね…とは思うのですが、
そういうのを素直には受け入れられない自分…
そうはいっても、やっぱり、Bも大事にしたい。
Bにこそ、人間らしさがあるのではないか。
Bにこそ、真実?があるのではないか。
Bで何が悪い!!
…と、ついつい考えてしまう自分。
よっぽど、私がひねくれているのか…
あ~でもつらい。
私もAに行きたい!!
…とよく思っていたのですが、
そんな私の居場所が、やはり、ここにはあるような気持ちになりました。
「ありふれた奇跡」の主演の加瀬亮さんが、こんなことを書いていました。
「山田作品は、生きにくさを感じたり、躓いてしまったり、息がつまってしまったり、立てなくなってしまったり、そういう評価されないところにいる日陰の人というか、切り捨てられた人に視線が届いているような気がします。」
そして、それは、特別そういう人を書いているというよりも、誰の中にでもある、そういう部分をとりあげているような気がします。
私が、大事にしたい部分、私が、人と関わっていきたい部分も、たぶん、そこなんだろうな…と、思いました。
そうそう、加瀬亮さんは、こんなふうにも書いていました。
「山田作品を面白がれるかどうかは、ある意味で人間力を試されるような感じもします。」
中学生のころから、好きだった私って、すごい、人間力じゃない
な~んて思っちゃったりしました
※アマゾンを張り付けたあとに文章を書くと、行間があかずに詰まって表示されてしまいます
読みにくくてすいません。